2014年7月8日火曜日

Dfは残った。

アムゼルさんからDfは惜しいと言われて、それは私もそう思っていた。しかし、そうなるレンズを手放すことになる。それで300mmf4.0とNOKTON58mmf1.4を手放すことにした。 もしD810が悪ければ売れば買い戻せると考えたからだ。 そして、いつものとおりの行動をした。 しかし、今日はひとつだけ行動に変化を与えた。それは新宿エルタワー28階でD810に触れたことだ。 下取り品の査定の間にニコン新宿プラザでD810を見てきたが、D800Eとはまるで異なる手応えがあった。
外観的には下のD800Eとはあまり異ならない。 しかし、手にした手応えはまるで異なった。身が詰まっているという感じである。 さらに、凄かったのがシャッターであった。タッチが音がまるで異なる。 あくまで静粛でジェントルである。
D800Eはシャッター音に知性を感じられない。下品な音であった。それがD810では、まるで異次元であるのが驚いた。 まあ当然といえば当然のことだろう。SD1Merrillはその点素晴らしいものであった。 高画素を売りにしているのに、シャッターの能力が、売りである高画素撮影の恩恵の実現を阻むような存在になっていること自体が異常であったと思う。 それはソニーα7Rがそうであった。 D800Eはソニーほどはひどくないが、あの残響があるような音はそれだけ振動が死んでいないということだろう。 だから、微妙に影響を与えていることになる。 今回のD810のシャッタータッチや静粛性とD4sのそれと比較してみた。
驚いたことにD4sの素晴らしいシャッターが完敗と思われるほどにD810のシャッターのタッチや静粛性は上であった。 D610と同じなのかなと思うこともあるが、さらに洗練されていると思う。 身が詰まっているという手応えはD800Eにおける中途半端な部分や、エンジニアたちが気がついた事、またD800Eで行いたかったことが出来ずにいたことなどが D810に盛り込まれているのではということだろう。 あのデザインですら品格を持ったように感じられたのも、そのお陰かもしれない。 今回はシャッターだけで感動していたが、絵に関しては解らない。これは色々な噂もあるようだが、手にして確認するしかないだろう。 絵作りまで良ければ、Dfを使わなくなる可能性も出てきたように感じる その時は、今回諦めたSIGMA50mmf1.4へ行くことにすれば良いのだろう。

2 件のコメント:

yah さんのコメント...

こんにちは。

僕はD810を発売日に買う気満々でいました。
6/28にD800Eをキタムラに持ち込んで査定してもらったところ、下取り価格で(下取りは買い取りの1割増し)で16.5万だと言われました。
あまりの安さにビックリし、一旦は見送ることを決意しました。

が、ライカ大好きさんの記事を読むとまたD810欲しい病がどんどんひどくなってきました。

この10日程度の間にD800Eの下取り相場もガクンと下がったようですね。
また見積りに行ったらさらにガックリきそうなんですが、、、

でもD810良さそうですね。D800Eの不満点がかなり改善されてそうですね。

悩みます・・・。

Df残したのは僕もよかったと思います。
D810が手に入ってもDfはまた別の良さがあるんじゃないかと思います。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

yahさん
おはようございます。
それは安いですね。マップカメラだと1割増で176,000円です。さらに3%上乗せシールを使うと
16万円の3%4,800円がつきますから
合計で180,800円です。
ちょっと前までは基本が165,000円でした。
ですから予定が少し狂ってしまいました。
D810の本体が安くなれば良いのですけど、並行以上に下取り品の価格は下がりますからね。
Dfは持っているとホッとする何かがありますね。
デジ一眼でありながら、それを忘れさせてくれる何かがあります。