2009年12月31日木曜日

来年もよろしくお願いします。

ネットを通じて親交を結んで頂いた皆様に心より感謝いたします。

来年も皆様の撮影ライフが素晴らしいものとなるよう祈念させていただきます。


さて、オリンパスとの付き合いも3年以上が経過しています。
そして、価格.COMで知り合った皆様から刺激を受けてE-3まで導入することになってしまいました。
さらに現在はE-32台体制です。
デジタル文化の進歩は速いので、E-3もアッと今に時代遅れになるのではと思っていたのですが、
昨今の経済情勢のおかげで、その速度も少し緩やかになった感があります。

第2次大戦では戦闘機には昼間戦闘機と夜間戦闘機が存在していました。夜間戦闘機は昼間戦闘機を改造して、夜間でも戦えるようにしたものです。
現在では電子機器の発達もあり全天候型戦闘機が活躍しています。
しかし、カメラの世界ではまだ第2次大戦の戦闘機のような感じがあります。

ニコンやキャノンは夜間戦闘機。オリンパスは昼間戦闘機ですね。
ボディなどはニコンが昔から素晴らしいと言われていますが、昼間の写りや色に関しては私はオリンパス好みですので、全く興味が湧かないメーカーです。
仕事で夜間や室内で使用するプロなどには必要なメーカーなのでしょう。

アマチュアは自分の領分以外を経験することは少ないので助かりますが、夜間戦闘機もそろえるとなると国家財政にかなりの負担となります。(笑)

最近、ブライアンさんからお借りしているSIGMA DP2は速写など全く無縁のカメラです。
それは第一次大戦の複葉機なみの速度かもしれませんが、写りに関してはレンズが固定単焦点ということと、
三層撮像素子という兵器を搭載しているので、フィルム時代へ復活したような驚きがありました。

それは、ブライアンさんから「うーーーーーんとお安く買い叩かせて頂こう」かとも考えてしまう出来事でした。(爆)

来年は経済動向とのからみでカメラ業界も浮沈を繰り返すのかもしれませんが、何としてもさらなる進歩をお願いしたいと思います。

オリンパスさんには、圧倒的な進歩をお願いしたいものです。

全天候型戦闘機のようなボディが生み出されても誰も困りません。

どうかよろしくお願いします。

2009年12月27日日曜日

SIGMA DP2 その3

ブライアンさんが指摘されたレンズが無いような写りのDP2。

レンズの味も楽しみたい私であるが、この様な楽しみ方も良いと思う。



この送水口を撮影して感じたが、素材の味がよく出ている。

速写性とは無縁の存在である。

パパラッチになるわけでもないので全く気にならない。

プロの方はこの道で稼がないとならないので使いたくもない機種を使うこともあると思う。

アマチュアは自分の好きなスタイルで通せるので幸せである。

SIGMA DP2 設定を変えて

ブライアンさんから拝借しているDP2の設定を変えて撮影。



近所を歩く。イチョウの肌を撮影。ライブビューなのでフォーカスはAF任せ。
度胸を決めてシャッターを押すしかない。
何時もの癖で、ファインダーを覗こうとする。 (笑)



これも適当にフォーカスしている、色の出方が地味で、淡白なので調整が必要に思う。

和色の世界が撮影出来る感じである。



この赤い実も、何もしない地味すぎてしまう。
調整次第で見えるのようになる。




接写は難しいの、そうでないのか全く分からないが適当に撮影してみた。


色の出かたはオリと違って淡白。むしろ出がらしお茶のようであるが調整すれば見られるものになる。
最初のセッティングが面倒で会ったが慣れたら何とかなるのだろう。




ブライアンさんに我儘を行って1月中はお借りする予定である。

2009年12月26日土曜日

SIGMA DP2



ブライアンさんの御好意により、SIGMA DP2を拝借。


仕事が詰まっていたのでちょっとだけ撮影。

設定も何も触らず届いた状態のままで撮影。





画像編集ソフトについても何も調べないで適当に現像して終わり。

ともかく明日も仕事の合間をみてテスト撮影させて頂く。


ブライアンさんありがとうございます!!

2009年12月24日木曜日

穏やかな日

写真アムゼルさんが投稿されているドイツの日常の風景に触発されて休日の散歩コースにて撮影をしてみた。


E-3 1号 & 14-35

建物の色と日の当たり方でアムゼルさんの世界を思い出させられた。そこへフォルクスワーゲンが通過してくれた。いいえ駐車していた。気分はドイツ!(笑)




その隣は、ドイツというよりはラテン的建物。パスタを食べる何時もの店。僅か50メートルくらいの移動。
ヨーロッパにいる気分。(笑)



E-3 1号 & 14-35

と思っていたら日本の風景が。紅葉。自然教育園の紅葉は今が見ごろなのかとびっくり。
トーンカーブをいじったので不自然かも。(汗)




歩き続けていたら恵比寿へ。クリスマスの飾りが日本を忘れさせてくれる。


E-3 1号 & 14-35

撮影中、前を通過するのはヨーロツパ車ばかり。
メルセデス、ボルボ、手前はマセラッティ。
アムゼルさんの世界を日本で味わう散歩になった。

2009年12月21日月曜日

オリンパスさんへ




オリンパス主催デジタル一眼レフ使い方講座〈応用編〉へ参加してきた。

取り扱い説明書を読めば理解出来ることかもしれないが、プレミア会員だと2,000円で受講出来ることも
魅力と思い参加した。
知っていることも多々あったが、隠れSFの出し方など教えて頂いた。
また、禁断の35-100を使って撮影も出来た。

これは嬉しい事でもあるが怖いことであった。



E-3 1号&35-100

お隣の受講者のボディを撮影してみた。
予想をしていたよりレンズは重く感じなかった。
レンズフードの大きさには驚いたが。

フォーカスが厳しいと熱帯さんが言われていたが、この状況では分からなかった。
35-100という領域は魅力的である。実用的にも頻繁に使うと思う。

まったく恐ろしいレンズである。


以下2009年12月24日追加


E-3 1号 & 14-35

この画像は入れまいと思ったが、やはり入れることにした。
上から35-100、150、50-200の松兄弟と竹男である。

幸いにして150は所有しているが・・・松の35-100は14-35とコンビを組ませたいし、150ともコンビが組める。
三脚座を着けたまま撮影してみたが、150よりは鏡胴が細いので扱いは楽だった。

150は太い。昔の日本の戦闘機でいえば「雷電」みたいだ。

熱帯さんから縦位置グリップ必須とアドバイスを頂いた。

その気にさせてくれる熱帯さんである。(笑)

2009年12月14日月曜日

趣向の変遷

アムゼルさんが男の三種の神器が車、カメラ、時計だとのこと。
これは面白いと思った。

時計はまさに時を管理する。 カメラは時の記録をする。車は移動手段であるが時を遊ぶことにもなるだろう。
時間と人生の関連を象徴するものでもあるようだ。

スイスで時計が発達した理由には、冬の時期に出来る仕事ということと、宗教的な関連が強いようだ。

簡単にいうと宗教的迫害をのがれて移住した先がスイスで、そこで育った産業であり、冬は降雪のため農業が出来ないそこで、時計作りが盛んになったようである。

大雑把に言ってみた。

時計も歴史が長いので、様々な機能やデザインがある。
私のような立場の人間には金無垢やプラチナをまとったような時計とは縁がない。

パテフィリップ、ロレックス、オメガあたりは昔は有名であったが、時計メーカーも様々にある。
ネットの時代なので色々なメーカーを訪問することが出来る。

私も以前は少し古いロレックスをしていた。10万円台で購入できるので、ちょっとした贅沢な気分になれた。
しかし、自分にとって気に入ったデザインを固定することが出来ない時代でもあった。

複雑な機構を持つ時計にもあこがれ、シンプルなデザインには興味が無い時代もあった。
最近はシンブルなデザインの良さが理解出来るようになった感がある。

カラトラバというパテのシンプルな時計があるが、この良さが初めは理解出来なかった。

下はハミルトン社の製品。この手を有名ブランドで購入すると30万円以上になる。
しかし、このメーカーだと4万円である。内部のムーブメントはスイス製である。





この様なデザインの時計だとバンドもメタルにするが、私は革が好みであることに気がついた。
重たい時計は嫌いである。何故なら私は左腕を骨折してから正しく元の状態に戻っていない。
それが原因で重たい腕時計は負担になる。
カメラは気にならない。それは両手を使うから。
ハミルトンの時計で私の時計に対する方向が決まった。それは黒文字盤ということ。
そして革バンド。
しかし、下の時計と出会って、さらに好みが加わった。



それは文字盤の装飾。文字盤がギューシュ彫りされ精悍である。
この時計もブランドで買えば40万円以上になると思う。

しかし、この時計も4万円台である。 手巻きである。これがまた良い。



最近、知人とハマってしまったのが上の時計。カラトラバ的スタイルである。
シンプルで見やすい白文字盤。 秒針が独立して存在している。

価格は1万円代である。 バンドは革バンド。 シンプルであるが豊かさを感じる。



そして、次のハマったのがこれ。金無垢時計を持っている人の悩みを聞いたことがある。
それは、ふとしたはずみに時計のボディを何かにぶつけることである。

椅子とか扉とかである。

何かに当たった瞬間「しまった!!!」と思うそうである。そして、時計を見るとボディが僅かに凹んでいる姿が辛いそうである。
削れることはないだろが、その美しさに微妙な陰りが出ることも辛いとか。

その点、最近は素晴らしい技術でステンレスに14金を蒸着出来るようで、金時計の豪華さを味わえる。
これは少し高くて5万円代である。
竹レンズクラスの価格である。

そして裏面が見える。最近はスケルトンが流行りである。
しかし、日光などの影響を受けて油の酸化が早くなるという人もいるようだが、私にはわからない。



時計の裏をみると精巧に組み込まれた歯車たちが規則正しく動いている。

その姿を見ていると心が落ち着いてくるのである。時間を忘れて眺めていることがある。
時を刻む秩序が姿になって見えるのである。

カメラ、時計は手軽に手が出せる世界とは言い難いかもしれないが、車に比べたら、安いと思う。
車は昔販売をしていたこともあるので、いろいろな車に乗った。

目的に合わせて車を使い分けられた面白いが一般人には、それは無理である。
一つの車で多目的をこなすことになる。

以前はスポーツカーに憧れたが、最近は妻のガーデンニングのこともあり、仕事で機材を運搬するので、
ステーションワゴンである。

これになれると後方視界も良いので止められない。車内の空間も広く、豊かになる。

プジョーを愛車にして20年の知人が私の車に乗ったが、最初は余り関心が無かったようであるが、
何度か乗車するうちに、実用的であり、なおかつ静粛性も高いことに理解が進んで、褒めるようになった。
実用の用のために考えられて作られていることが分かったようである。

車の選択には資金的制約があるが、カメラ、時計はそれなりに楽しめてしまうので怖い存在である。

数10万円、数100万円、1000万円を超える時計も存在しているが、そこそこの値段で、そこそこ以上に楽しめる時計も存在しているは確かです。

機械式時計は、一時クォーツに圧倒されて地上から姿を消す感があったが、今は、見事に復活している。
クォーツ時計は正確に時を刻む目的は果たしている。しかし、機械的味わいが少ない。
時を刻む以外の楽しみ方が受ける時代になったようである。

カメラもそのような時代になればと願うものである。

2009年12月4日金曜日

束の間の味わい

私には好きな時間がある。それは好きな安い時計をして車を運転している時に生まれる。
時計をしている左腕がハンドルの頂点に来た時、差し込む光で時計が輝く、その時計の風防に景色が写り込むその刹那の時間に爽やかで透明な感動が訪れる。

左腕はハンドルを戻せば、景色も光も差し込まなくなる位置に戻るが、この時間に喜びを感じる。

安くても作り込みの良い時計を作った人々の心意気を垣間見るからかもしれない。

スイスメイドの高い時計も素敵であるが、私は安い時計に中にロマンを感じる。
それに高い時計を買うなら、カメラへと思う。

車も買える値段の時計もある。

以前、持っていたパテフィリップなども結構な値段がしていたようだ。しかし、それは私の亡父からの相続で譲り受けた。
しかし、私には合わないものであって、何の魅力も感じなかった。

それは、もう一つの趣味である居合のために使用する日本刀へと変身してしまった。

亡父には申し訳ないが、この変身劇の方が亡父への感謝の気持ちが湧いてくる。

時計を見ていると心が平穏になってくる。

規則正しく針が時を刻む動きが、心の調律に役立つ。

しかし、針が無い時計を作っている凄い職人もいる。

それは、この世で規定された時間を過ごすのではなく、その人固有の時間を生み出すことが出来る時計で
あるそうだ。

その天才時計マイスターはハルディマンという男だ。

http://www.uhren-atelier.ch/en/armbanduhr/h8/index.html

2009年12月2日水曜日

L567が戻ってきた!

今日、仕事で外出をしていたが、帰宅したらL567が戻ってきた。突然の戻りなので冷や汗が出た。
修理の必要があり有償であれば見積もりの金額を教えてくれるようにメーカーにお願いしていた。

その連絡も無しに戻ってきたのである。これは一大事になるかと心配になった。

モニター開封する前に、今回の修理について解説文を読んでみた。

問題はモニター画面の左上部に暗部が出ることであった。ネットで売られた時は、その点には何も触れられていなかった。

こんなものかと思ってもいたが修理に出してみた。するとメーカーでも、その現象が確認されたとのことであった。
そして、その原因は「液晶パネル内部に微量に含まれる不純物が局所的に集中することで、症状が発生したものと推定される。」とのこと。


     費用は・・・・・・・・・・・・・・・・・?????

            恐る々確認すると

                  処置という項目に

           「液晶パネルを交換いたしまた。」と書いてある。


       えーーーーー!交換するなら見積もりを出してくれとFAXをした筈だが!!!


      
    金額は如何ほどになるのだろう・・・・・・・・・・・・・・・・(@_@;)





         「メーカー解析を実施する為、無償にて対応させて頂きます。」

                                     

                      (?_?)

                       ↓
                    V(*^_^*)V
                 
                        
                      である。


早速、画像を拝見する。

以前とは別物になっている。これならブライアンさんがお薦めに鳴られることが私でも解る。

けばけばしくなく、しっとりしている。絵に適度の重みがある。潤いもある。

階調も自然。それでいて輪郭もしっかりしている。

22インチの画面になれているので少し小さいが、それでも、この写りなら許せる。

お薦めされるだけのことはあると私の環境でも理解出来た。

ブライアンさんありがとうございました。


また、エイゾーサポート株式会社さん、ありがとうございました。心から感謝いたします!!