2014年7月14日月曜日

靖国神社 遊就館にて

Df&85mmf1.8G https://www.flickr.com/photos/leicadaisuki/14466404359/in/photostream/ 靖国神社へ参拝したら、必ず立ち寄るのが遊就館である。ここの海軍カレーやカツカレーを食べるのが楽しみ。金曜日に食べることが本筋かもしれないが、 ここは陸の上なので勘弁してもらう。 そして、何度も何度も撮影しているのがこの零戦52型である。今日は85mm一本だったので、全体を撮影しない。
Df&85mmf1.8G https://www.flickr.com/photos/leicadaisuki/14466404579/in/photostream/ 最近は零戦の横に小さな展望台が用意されている。そこに上がると今までとはちがう視線で零戦を眺めることが出来る。 我が妻の父上はシンガポール、マレーシアまで行かれた。砲兵隊だったが、無事帰国された。 あるとき伝令を頼まれそうになったが、疲労困憊のあまり、寝ていたそうだ。それもジャングルの中で。その為に名前を呼ばれても 気がつかず寝ていたそうだ。そして代理になった方が、川を渡る時に川の勢いに飲まれて亡くなられたそうだ。それだけ体力が落ちていた ということだ。その話を妻は子供の頃に聴いて複雑な思いになったそうだ。その方が父の代わりとなってくれたおかげで、今の自分がこの世に 生を受けた。その人の命をもらっているのが自分であると。だから、その方の命の分までしっかり生きようと思っているそうだ。 この零戦の姿を見ていると当時の人々が、厳しい環境で仕事をしていなあと思う。エンジンの馬力が米軍にように大馬力を出せないでいたために、 防弾関係は極めて弱く、気の毒に思う。また野砲も展示されているが、そこには被弾した後が残る。このような部分を見るだけでも戦争の悲惨さを 感じる。共産党は、この施設が嫌いらしい。A級戦犯を嫌っているのであるが、この連中は頭が悪いのではと思う。誰がA級戦犯なるものを創出したのだろう。 当時の連合国軍であるが、彼らは当時の連合国の価値判断に従っている妙な連中である。日本の独自性を失わせている影響を与えた極東裁判を是としているのだ。まったくおかしなことである。さらに怖いのは「共産主義」というものが平和を守ると思い込んでいるのである。 世界中に共産主義国家はあったが、血に塗られた歴史を持っている。私なんかは共産党と聞いただけで「怖い」と思う。人権侵害も甚だしいからである。 全てが平等として個性の違いを認めないからだ。出る釘は打たれることになる。未だにこんな怪物の生息を許しているのが我が国の心の広いところである。 戦争と共産主義は私には同義語に感じてしまうのである。
ここに紹介する「特攻のレクイエム」工藤雪枝著は大変よく書かれていると思う。 私は河出書房から太平洋戦記全12巻が発売されたことを、入院中にラジオで聞いて知った。そして父に頼んで、全12巻を買って病床で読んだ。 今でも覚えているのが吉田滿氏の戦艦大和 辻政信著ガダルカナルなどを覚えている。そして当時の私は急性肺炎になり、生死の境を彷徨った。 一週間意識不明状態で、医師も完治するか保証できないと言っていた。 そして意識が戻ってから、毎日東京タワーを眺める生活をしていた。そんな中で楽しみはラジオだった。オールナイトニッポンを聞いていたりした。 まだ八歳ぐらいだった。しかし、この太平洋戦記を読むと、特に南方戦線で苦労した兵隊さんのことを知り、自分など雨風を完全に凌げる空間にいて、 白いシーツの上で寝れることの有難さに感謝した。マラリアなどで苦しんで、水もろくに飲めない兵士たちの苦労に比べてたら蚊に刺されたようなものと自分を励ましていた。戦艦大和が被弾を繰り返し艦内が悲惨な状態になった記述は想像を絶していた。人間がミンチになってしまうのであるし。腕がもげた、頭が無くなったなど当たり前であるからだ。日本共産党は戦地に趣いたことなどない連中が多いだろう。さらに中共の拷問を経験した人などの話を聞いたこともないだろう。中国共産党をは仲が悪いようだが、同じ穴の狢である。日本が経済封鎖をされて、国民生活がどれだけ苦しかったかを理解しないで批判しているところにもお子様的感覚から卒業できていないとしか言えない。当時を知る婦人から、どれだけ生活が追い込まれたかを聞くと、立場の違う側からみなければ真実を語れないものである。彼らの都合だけで平和を長年説いても、誰も相手にしないのである。 凶悪な民主党が、その実態を晒したお陰で少しだけ票が回ったと思うが、不自然な思想は皆が貧乏になるだけである。

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