2014年7月30日水曜日

噂で動いてきたが。

D810&SIGMA50mmf1.4DG https://www.flickr.com/photos/leicadaisuki/14779746921/ 不要な部分をトリミングして、遊んでみた。このレンズは望遠ではないが、拡大してみると望遠レンズのように見える。 細部にわたり良く解像していると思う。 D810になってやっと不満が消えた。この不満というものは何だろうと思っていた。 D800Eも高画素で凄いと言われていたが、「だから何なの?」という気持ちは消えなかった。Dfはその点まだ許せるものがあった。 しかし、オリの画質を覚えているし、SIGMAの画質も覚えているし、ライカの画質も覚えている私にとっては、ニコンファンが騒がれる凄さというものが 、そんなに凄いのかな?と思うところもあった。D800Eに高画素を期待したこともあったが、それは無理な話だった。 Dfの方が優れていた。あの気難しいD800Eと付き合うことに関して、当初かなり神経を使ったが、そのうち、体が覚えたのか、あまり気にしなくなった。 D800Eを使って一番のメリットは、撮影する基本を大事にしようという原点を思い出させてもらえたことだ。 ライカ時代には手ぶれ補正機能などは存在していなかったので、絞りとシャッタースピードとレンズさらにフィルムのISO感度との関係から、手ぶれを 起こさないように気配りをしていた。しかし、オリンパスのおかげで、かなり、その点が気楽になり手持ちで150mm(35mm換算300mm)も気楽に撮影していた。SIGMAにおいてもレンズに手ぶれ補正機能があったから気楽に撮影した。 そのお陰で、かなり堕落したのかもしれない。D800Eはその点を磨き直せと教えてくれたボディだったかもしれない。 そして、あのシャッターとシャッター幕のお陰で難儀したし、SSを上げれば機械振動が増えてしまうので、手ブレ防止になっているが、機械振動は増えるだけだった。このような点が克服されていないD800Eにおいては、集中することも嫌になることもあった。 そこでDfに避難したわけだ。それでも高画素の慣れてしまうと、物足りない感じもしなくはなかった。   高画素なら画質が良いという単純な話に乗ることはないが、噂に乗って遊んでみるのも一興と思って遊んでみたが、ストレスもあった。 諦めもあったが、D810になってやっとストレスから解放された感じである。 しかし、今回、レンズを大幅に入れ替えたが、ローパスフィルターが搭載された時代に開発されているニコンレンズは、如何かがなものなのかと 思うこともある。フィルム時代のものでもデジタルに合わないものがあると思うが、ローパスフィルターレスの状態に合わせて作りこまれたレンズでなければ 真の満足は得られないのではと思い込んでいる。 その点、シグマは合格点を出せると思う。 またタムロンもシグマの領域に達しているかは分からないがNIkonの純正より満足出来るものがある。 残している50mmf1.8Gは手放した他のレンズより、新しいもので何かが違う感じがしている。 しばらくは、この体制でいて、何か感じるものがあれば、触手を伸ばしてみたいとも思う。

2 件のコメント:

フォトン さんのコメント...

シグマとかタムロンは、十分、高画素に耐えられるレンズを出していると思いますよ !
ただ、純正とは違って、Nikonのカメラ・ボディと動作が合う保証が無いことが、最大のネックでしょうね !!
仲良くやって欲しいのですが。。。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

フォトンさん
ありがとうございます。
Nikonのレンズもそれなり素晴らしいのでしょうけど、D810を経験してしまうとスモーキーな感じで元気を失います。
その点シグマタムロンが明るく気持ちいいので元気にしてくれますね。
Nikonがこれらと仲良くやってくれたら、さらにNikonが人気者になると思うのですが。
閉鎖的になれば、いずれは先細りになりますね。