2009年6月22日月曜日

E-3&150で



E-3&150

政治活動が忙しくなり、のんびりした撮影が出来ない合間、熱帯さんが電車を撮影されていたことを思い出した。
そこで車庫に止まっていた東急の車両を撮影。

昔と違ってお洒落な電車になっている。そのままおもちゃにしたくなるようなデザイン。

そうそう、今回、撮影時に雨が軽く降っていたが、気にすることなく撮影をした。E-30には14-35を着けていたのでボディだけ保護していた。
E-3は有難いボディとつくづく思った。

2009年6月19日金曜日

E-30と50マクロ

E-30に50マクロをつけて人物を撮影してみた。結果は14-35よりもクリア。単焦点ならでは抜けの良さ。
見ていてホッとする。ストレスが無い。

E-30の個性に合うのかもしれない。
明日も試してみようと思っている。

それにしても当分は普通の生活が出来ないと思うが、日本の未来を考えると・・・

2009年6月12日金曜日

パナライカ14-50F2.8-3.5の魅力

今回、人物を撮影する機会を頂いたが、戻ってきた14-35F2.0とパナライカ14-50F2.8-3.5の違いを痛感している。

パナライカ14-50F2.8-3.5は色の出方が良いので、人物を撮影していてもリアルである。さらに生命感を感じる事が出来る。さらに空気感も。撮影した時の記憶が蘇り易い。
これは大きな魅力である。

オリの14-35F2.0も優秀なレンズである。ただパナライカのような味わいとは違う。素の味という感じである。 生命感を出しやすいのは、私にとってはパナライカ14-50のようである。

最近感じていることがパナライカのフォーカスが以前よりも良く合っている感じである。
もう少し詳しく言うと、輪郭が以前よりも、明確になってきたのである。

レンズフードを紛失して、新しくなったのだが、これも効果があったのかもしれない。
中古で購入したパナライカであるからなのか、以前のレンズフードは簡単動いてしまい、よく落下していた。
ということはレンズとの密着がしっかり出来ていないということになると思う。
E-3は手ぶれ補正機能はしっかりしている。しかし、レンズの先端に付いているレンズフードが
シャッターを押してミラーが上下した微妙な振動を受けていることを防げるものなのかは私は知らない。

そこで、この微妙な振動がレンズの先端にあるしまりの緩いレンズフードに微妙なガタつきを起こさせて、ピント甘くしていたのかもと考えている。


西武ドームで妻がレンズフードを無くしてくれたのは、吉兆であったということなのかもしれない。

送料を含めて1,300円位の出費でこの効果が得られているとすると大変有難いことである。

人生何が幸いするか分からないものである。

2009年6月9日火曜日

祭りの写真を少しだけ

アップしておく。
天気は素晴らしく撮影には良かった。ピーカンの日はあまり撮影していないがE-3と150が何処まで応えてくれるのか楽しみだった。


E-3&150

交通規制をしてくれているので、普段では歩けない車道も歩いて撮影するのは気持ち良いものである。
150は本当に良いレンズであると思う。素人の私にも良い結果を与えてくれる。
レンズとボディで2キロを超えるが、この重さが逆に安定感につながるようで嬉しい。




E-3&パナライカ14-50

パナライカ14-50も良く働いてくれた。人を撮るにも良いレンズであると思う。
レンズフードを落としてしまったので、新品のレンズフードを購入したが、しっかり固定出来て、以前のよう簡単に落下しなくなった。

人ごみの中を歩いたので、これも有難いことであった。


私が撮影した方のオフィシャルサイトが完成。リンクさせてもらいました。
表紙の顔はE-3&150。活動ニュースはE-3&パナライカ14-50F2.8-3.5です。
くま日和さんも歌手の方の撮影をされていましたね!
E-3はあちこちで大活躍ですね!!

14-35F2.0帰還

カメラバックからゴロリと落下した14-35F2.0が修理から戻ってきた。
ズームする時に当たりがあり、違和感があった。
最高で17,500円位の修理代との見積もりであったが、終わってみたら9,334円で済んだ。
ズーム環とリングの取り換え、それから各部調整ということであった。

久しぶりに対面すると何故か嬉しいものである。さらに新品になって戻ってきたような気持ちになる。



E-30&14-35

オリンパスプラザの修理受付にあったテーブルの花をさっそく撮影してみた。
トラブルに遭う前より、シャープな写りに感じる。フォーカスが厳しいくらいに正確になったような感じ。

担当者に、「以前より素晴らしいようです!!」と話すと「ズームですから単焦点より、微妙なことでも影響が出るようです。」とのこと。
以前、ブライアンさんから伺ったことを朧げに思い出した。 ベストコンディションで使用するのは、たまに点検に出した方が良いようだ。



E-3&14-35

自宅に戻り、道端に咲いているアジサイを。ピントに関してはより正確な撮影を要求されている感じがする。
また陰影が以前よりはっきり出るようである。
やっと14-35の厳しさを体験出来たようで嬉しい。

2009年6月8日月曜日

奇怪な出来事

知人が政治に出たいと熱望している。次期衆議院選挙に立ちたいと宣言した。そして、地元の様子を見たいとのことで歩いたが、私はにわか広報カメラマンになって1日付き合った。
持ち出したのはE-3、E-30、E-520。レンズは主力は150F2.0、パナライカ14-50F2.8-3.5。
予備として50マクロ、25ミリズミ。

地元の祭りもあり、神輿担ぎにも参加。これを撮影するのに150と14-50を使った。
熱いのでこちらも減量中のボクサーの様になった。
E-3もE-30も何事もないように働いてくれた。150と14-50は見事に働いてくれる。

さて、途中でおかしなことがあったが、私は気がつかなかった。さすがにわかカメラマンである。
E-30のISO感度を100にしていたのがだ、しばらくして気がついたらISO感度が2500になっていた。
撮影中に変更する暇は無かったので、どうしてISO感度が2500になってしまったのか分からない。(汗)


E-30&14-50 ISO 2500!!

歩きながら神輿を追い、また先に歩いてポジションを探したりで、じっくりモニターでチェックしていない。
そもそも、ISO感度100で写ってい画像がある。それが何処で変化したのであろうか?

奇怪なことである。

さてE-3は安心して撮影が出来るボディであると再度実感した。最初は150F2.0。かなりの数を撮影したので一度帰宅してデータをパソコンに写した。午前中だけで500枚くらい撮影していた。
その時に14-50にレンズを交換。E-30に150をつけた。 この時にISO感度に気がつけば良いのであるが
時間が無い中で動いていたので、ここでもE-30のISO感度の異常に気がついていなかった。

しかし、撮影の終わりが近づいて、夕方になってきたのでモニターを見てみたISO感度2500にびっくり!!
メインのボディであるE-3は全く問題がないので良かったが・・・。

プロだったら日当が貰えないことになったかもしれない。

と書いていたらオリンパスさんから連絡が入った。14-35の修理が完了したとのこと。
最高で17,000円台の修理金額とのことであったが、プレミア会員価格で9000円台に収まったそうである。
これは嬉しい知らせ!!
早速、引き取りに行こう!!!

 

2009年6月5日金曜日

アジサイの季節

早いもので今年も6月になってしまった。
金沢八景での仕事の帰りに、お勧めいただいた金沢八景島のアジサイを見てきた。

今回は曇天ということもありE-3とパナライカ14-50F2.8-3.5で撮影。
14-35は入院中なので参加出来ない。

14-50を着けてE-3のファインダーを覗いてみると14-35とは味わいが違う。
レンズの味が楽しめる光学ファインダーならではと思う。

この味わいを無くされては撮影する喜びも半減してしまう。EVFなど私は大反対したい。
ライブビューだけで撮影するもの面白くない。
マイクロフォーサーズのボディには光学ファインダーが無いようで残念に思う。




E-3&14-50

まだ来週から本格的に咲く出すような感じ。
水彩画の世界の様な花だと思う。




E-3&14-50
アジサイは星雲の様に感じる。宇宙を俯瞰しているようだ。

撮影していて一脚もった60代の親父が、撮影対象になりそうな花を夢中で探していた。

その一脚の足で妻は足を叩かれた。ぶつけた本人は全く気がついていなかった。何とも情けない人である。



E-3&14-50

アジサイばかりでなく、バラもあった。このバラの名前は「万葉」という。このバラの色は落ち着いていて良い味である。

撮影していてE-30のシャッター音を思いでしていた。さすがにE-3は静かである。
14-50を使っていて気がついたことに、レンズの質も音に影響を与えているようである。

2009年6月3日水曜日

懐かしい顔

落下させてしまった14-35F2.0の修理に神田小川町のオリンパスプラザへ行った。
修理見積もりで17,000円位だそうである。
実際に修理をしてみて、増減があるとのこと。幸い、プレミア会員なので30%引きで修理してくれるそうである。
この際に、さらに徹底して調整も行ってもらえたらと思う。

そこでE-30のシャッター音について、受け付けてくれた女性職員の方に話をさせてもらった。
実現するかは分からないが、検討してもらえたら嬉しいものである。
「バシャッ!」と音がして最後の方がキィーンとしている。このキィーンが複合的な感じであるから余計うるさい!単純な音なら良いが、ちょっと複雑な音である。

何とかオリンパスさん頑張ってくださいね。

修理のお願いをして久しぶりにショールームを覗いたら懐かしい顔が揃っていた。


E-3&50マクロ

何とも可愛い姿である。
アクリルの透明ケースの中に鎮座していた。
1963年のペンF。「F」の文字が洒落ている。
こういう洒落がE-3にも欲しいと思う。



E-3&50マクロ

お洒落な感じである。ライカM型の影響があるのは否めないが、それでも可愛いものである。
ペンFTのブラックボディ。やはりライカの影響であろうか?



E-3&50マクロ

シルバーのFTも洒落ている。プラボディは味わえない味がある。レンズもそう!


マイクロ・フォーサーズのボディはどんな顔でデビューするのであろうか?
楽しみである。

また300F2.8がE-3に装着して展示されていた。ファインダーを覗かせてもらったが、切れ味が良い!!
思ったより大きくないので嬉しかった!!!

35-100、90-250も在った!!!!

オリンパスオリジナル三層素子が完成して、これらのレンズで撮影したらと思うとワクワクしてしまった。

来週には修理が完了する予定なので、再度、目の保養に行こう!

2009年6月2日火曜日

E-30の大欠点


E-3&14-35


E-30も導入して数か月が経た。ここに来て以前から気になっていたE-30の欠点が、大欠点である体験をさせられた。

昨日も横須賀へ行くことになったので、再度、戦艦「三笠」へ参拝した。


E-30&25

「参拝?」と思われる方もおられるであろう。
しかし、私はあえて「参拝」と言わせて頂く。現代の日本人の多くは戦艦「三笠」など注目もしていない。

この戦艦「三笠」が象徴するものは何かと言えば「自由と独立」である。
もし、明治38年5月27日の日本海海戦で日本海軍が負けてしまったら、日本は世界はどのような姿になっていただろう。
間違いなく、ロシアの属国になっていたか、植民地である。

当時のことは歴史の教科書の上で学ぶだけのことになってしまったが、当時は日本国の存亡を賭けたことであった。

そして、カメラも今頃はロシア製となっていたかもしれない。

現代人の一人でも多くの方に、横須賀にある戦艦「三笠」へ参拝して頂きたいと願うものである。
そこで日本を守るために戦ってくれた人々の魂と触れ合うことで、今の時代に生きている有難さと、これからの時代を如何に見据えて生きるかを学ぶ機会としてもらいたい。
「自由と独立」を獲得することは大変なことであったのだ。


さて、E-30の大欠点は、この三笠の艦内で露呈したのであった。

その大欠点とは・・・・・・・・・・・

シャッター音である。下品な音が静かな艦内に響いたのである。


E-30&25

厳粛な気持ちで撮影をさせてもらっていたが、その雰囲気を壊すような音であった。(汗)
「バシャ!!!」という音であるが、高周波側に響く音であり不快!!!

妻も驚いて左へ飛んでしまった。(笑)

直ぐにE-3に取り替えて撮影をしてみると、さすがE-3である。その場の雰囲気を壊すことはない。

流石に大人のボディである。やはりフラッグシップだけのことはある。

E-30のこの音をなんとかオリンパスも改善してもらいたいものだ。
オリンパスさんよろしくお願いします!



E-3&14-35

フォビオンとの違い

アムゼルさんからオリンパスの三層撮像素子とフォビオンの三層撮像素子の違いについて質問を頂いた。
私は、その手のエンジニアではないので正確なご返事が出来ないかもしれないがという前提の上に


オリの公開された特許http://www.j-tokkyo.com/2008/H01L/JP2008-288404.shtmlを読むと

【課題】不感領域を低減して感度を向上させ、斜め入射に対する水平、垂直方向の感度特性の差を低減させた光電変換膜積層型固体撮像素子を提供する。

【解決手段】半導体基板上に、バイアス電極膜と画素電極膜とそれらに挟まれた光電変換膜とを1セットとして、絶縁層を介して複数セット積層すると共に、各セットの光電変換膜の発生信号を画素電極膜を介してそれぞれ独立に出力する信号読み出し回路を画素毎に複数設けた光電変換膜積層型固体撮像素子において、複数の画素電極膜12b,12g,12rと複数の信号読み出し回路17b,17g,17rとを接続するコンタクト部13b,13g,13rを、複数のバイアス電極膜10b,10g,10rと平面的に重ならないように配置する。


とある。ということは、これまでの三層撮像素子では不感領域があり、感度が悪かったということになる。
そして光の斜めに入射に対して水平・垂直の感度特性の差を改善しているということである。

感度特性差があれば、写りに当然影響してくるのであろう。 いびつな写りを低減させることに成功しているというのであろう。



さらに「ズイコー-フォーサーズ あれこれ + FX」のHiro_Sakaeさんhttp://zuiko.exblog.jp/10215996/#10215996_1によれば以下のようなご説明をされている。


さて、オリンパスの特許であるが、このタイプの撮像素子は上記の引用記事の通り、3層に重ねると、3層それぞれの下部に信号を通すために、図では黒く書かれている部分が必要になる。単層なら問題ないが、このままでは、下の層に行くほどこの線がじゃまになり受光部が小さくなると言う欠点がある。かといって、これを1画素単位で画素の横に出してしまうと、結局そこの部分はこの線のみの配置となり画素と画素の間に受光しない部分のロスが出てしまう。

それで、オリンパスの特許では、この三層重ねでの撮像素子でも上の層から下の層まで均一に受光出来るようにした上で、各受光部に集光されないロスも省く仕組みを特許にしたものである。

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これまでの撮像素子よりも情報ロスが圧倒的に少ないことが三層撮像素子の特徴であるらしい。
さらに、オリンパスの場合は、各撮像素子を光が透過を重ねるごとに失われる情報を無くす改善が
されているということであろう。

フルサイズと言われている撮像素子はベイヤー配列である。面積があるから有利と言われているようだが、
失っている情報も大きいようである。

単に面積を拡大したから有利という考え方も幼稚なように思う。

微妙な世界におけるずれが発生しているのは確かで、それを後処理加工で、何とかしているということだろうから正確な情報を見ているとは言えないことになるのだろう。

オリは面積で稼ぐより正確に光を受け止め情報ロスをなくす努力をしている。レンズを中心に考えている。

それはそうであろう。いくら撮像素子が優秀でも、レンズによって情報ロスが発生していたら、撮像素子が得れる情報は限られてくる。

撮像素子の面積が大きくても、無駄になるということである。

レンズの質ということを忘れてはならないのであるが、どうも昨今はそれを忘れている人が多いように思う。
また比較しているレベルが低いようにも思う。



エンジニアではない私であるが、こんな感じでよろしいでしょうか?

何か誤りがあれば指摘して頂ければと思う。


E-3&14-35