2014年8月15日金曜日

夏の迷想からの気づき

金魚すなわちD810になってNikonは完全にローパスフィルターレスになった。フィルム時代から作られたNikonのレンズがローパスフィルターあり時代にも使われているが、それは良いマッチングになるのだろうか?FOVEONなら良いのかもしれないが、ローパスフィルターありのデジタルボディに合うのだろうかとも思う。 デジタルになるとそれだけの問題ではないと思うが、ここでは単純にローパスフィルター無しと有りの違いがレンズの設計にも少なからず影響していると考えている。そこで、あれこれとレンズテストをしているが高額なニコンのレンズを使えないので、そのテスト範囲は極めて狭い。狭いが私にとっての実用範囲なので それはそれで良しとしてテストをしみた。結果としてやはりというのが感想。 金魚の場合はローパスフィルター有りで設計や調整されたレンズよりは、そうでないレンズの方が良いということ。 それを強く教えてくれたのがオーバーホール中のAiMicro55mmf2.8sだった。この衝撃はArt35mmf1.4DG以来だった。
金魚&AiMicro55mmf2.8S https://www.flickr.com/photos/leicadaisuki/14696174420/in/photostream/ 私のレンズやボディ評価の一つの指標になっているのがこの夏みかんの幹とその周辺。 この時は太陽の位置がこれまでで一番良かったと思う。
金魚&85mmf1.8D https://www.flickr.com/photos/leicadaisuki/14923088315/in/photostream/ 今日は85mmf1.8Dを使って何時ものこれを写してみた。現像していて気がついたことは85mmmf1.8Gに比べてコントラストが甘い感じがした。 しかし、それは逆にこちらの現像具合で調整可能ということだろう。1.8Gはきりっとした写りで妥協がない感じがしていた。あれだけきっちりしているのは ローパスフィルターの影響を限りなく少なくしたいということもあったのだろうと思った。 しかし、1.8Dは、それに比べてゆるい感じがするが、金魚にはこちらの方が調整出来るようで良いのではと思う。 また金属ボディ鏡筒ではないので、その違いもあると思う。Ai55mmf2.8sは金属鏡筒なので、その影響もあると思う。 こうなると自分の中では金魚には金属ボディのレンズを着けたいと思うようになった。(笑) その点ノクトンはOKということだろう。
金魚&NOKTON58mmf1.4 https://www.flickr.com/photos/leicadaisuki/14899769131/in/photostream/ 重心がどっしりとしていて落ち着きがある。このレンズの良さというかこのボデイの良さがあるから、こんな写りになるのだろう。 と勝手に思い込んでいる。 金魚に合うレンズ探しをしていたが、こんな感じで納得出来たので、Nikonレンズをチョイスする場合は金属ボディのNIkonの古いレンズがいいのではと思う。

0 件のコメント: