2008年12月13日土曜日

E-420&パナライカ14-150 銀座 散歩



銀座に初めて行ったのが今から47年くらい前。亡き父が運転する車の後部座席から銀座の街並みを
見た。あれも冬時で、町がクリスマスで賑わっていた。1961年頃のこと。
子供であった私には幻想的な夜景を見ていた記憶が僅かに残っている。




 

レモン社の近くのスペイン料理店。久しぶりに前を歩いた。ライカを本格的に始めたのが10年前。
M-3のオーバーホールをお願いした。あれから10年の月日が経過したとは・・・・

今はデジタル一眼レフに移行している。 10年後にデジタル一眼レフで撮影するとは全く想像もしていなかった。

人生は面白いものである。 NHK大河ドラマ「篤姫」は明日が最終回。篤姫のお陰もあって江戸は戦火に遭わず済んだ。当時の人がタイムスリップをして、現代の銀座を見て何と言われるだろうか?

そんなことを想像しながら散歩をしていた。

12 件のコメント:

ブライアン さんのコメント...

おはようございます。

ライカ、10年ですか。
僕はライカとは25年ほど前にライツミノルタCLとズミルクスで始まりM4-Pに至り、その当時はペンタSP-Fと併用していました。
モノクロオンリーで自家現像してました。
ペンタSP-Fは中学の頃からで、小学生の頃はライトパンフィルムを使う、おもちゃカメラで電車なんかを撮っていました。

次ぎに時代が変わったのはミノルタα7000が出てからですね。
AFで簡単に撮影。
それとAPS。
ピントが自動なので構図と露出に集中できた時代です。
その後、いろんなプログラムが搭載されて構図のみ集中。
デジタルになると撮影時はシャッターを押すだけ、後でソフトによる加工。

こう見ると撮影時がどれだけ楽になったかです。
カメラと一緒に人間性も変わってしまった時代。
これを元に戻す事は不可能なのでしょうか?

オーディオとは違い、カメラのアナログはほぼ終息に向かっている。

フォーサーズ技術を使い、APS復活なんて
あり得ないでしょうか?

LEICA DAISUKI さんのコメント...

おはようございます。
私自身が専門に使い始めて10年です。
またライカが我が家に初上陸したの1965年です。今から43年前。
M3 M4P M5でした。
それから父の視力が落ち、ニコンが上陸。
しかし、ライカのような感動はない状態になってしまいました。
父が寝たきりになったある時、世にも不思議な写真をミノルタの安い一眼レフで撮影してから、真面目にカメラに取り組むことになりました。
そこで、ライカを使わせてもらうことを父から承諾を得て、オーバーホールに出しました。
それから写真と向き合う人生が始まりました。
M3を修理している間にM8とミニルックスでしたか?あれを買い、次にM6を買いました。

2か月で2000枚ぐらい撮影しました。
毎日フィルム36枚撮りを1本消化していた計算でした。
現像代が大変で(笑)


今は何でもオートの時代ですね。
車もそうです。MTの手ごたえなど知らない人が増えたでしょうね。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

M3が1965年で、その後続々とライカが上陸。それに合わせてレンズも。
ズミルックス50ミリ ズミクロン35ミリ
などでしたね。
私が使用して古いズミクロンの35ミリは白黒には良い感じでしたが、カラーにはイエロー気味で、新しいズミクロン35ミリが私にあっていたので知人に売ってしましました。
Mレンズはズミルックス50 75
ズミクロンは35と50
ズマール50 沈胴式 エルマリート50
と増殖しました。
ボディはM4-Pを売り飛ばしレンズへ
M5も売り飛ばしレンズへ変身!!
父が知ったら激怒したかもしれません(汗)
でも寝たきりなので文句も言えず。

近所に住んでいた人はライカボディを300台もっていたようです。(大汗)
娘さんの結婚式の費用捻出のために、プレミアボディを30台ほど売ったとか!

それを聞いて大病人はこんなすごいのかと
あきれるやら関心するやらでした。(笑)
私なんか軽症ですよ。


そういえばキャノンは黒点病のようで。
あれは技術の限界なのかもしれませんね。

ブライアン さんのコメント...

使っていたライカレンズはモノクロ時代だったのでカラーフィルムでは殆ど使ってませんでした。
買い替える資金も無く、その当時は車にお金がかかってましたので。
何でも簡単に手に入り、簡単になってるので
簡単な人間になってしまうのでしょう。
人間が進化すれば脳が今の半分に?
カラスや猿の方が優れる?

キャノンの黒点ですか。
これは発売前からわかっていました。
デモ機で見つけました。
だから5DⅡより5Dの方が良いと言っていたんです。
描写性能も悪くなっているのが、同じ構図でまったく同じ設定で撮ればわかります。
新しい物好きな方、買い替えた方は〇〇だと思います。ご愁傷様ですね。
イルミネーションが撮れないカメラ!
旧5Dでレタッチをうまくすればキャノンの中では最高画質となります。
そういう事もあり、手放さずに仕事用に置いてあります。これも単焦点レンズでないといけませんが。

黒点は根本的にCCD載せ替えないと改善されないと思いますが。
ファームアップでは黒点を感知し、処理ソフトで消してしまうのか?
キャノンの対応が見所ですね。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

ああやはり!!
ブライアンさんは御存知だったのですね。
黒点病はバラの葉の病でもありますね。
菌が入って葉が黒く変色してしまいます。

根本的には菌が入らないようにするしかないのですが。

キャノンの場合は根本的治療としてはCCDの載せ替えですか。
それは、大事ですね。(汗)

オリンパスが高画素になっていったら、どうなってしまうでしょうね?

さらに階調が素晴らしいことになれば、それは嬉しいですが。

ブライアン さんのコメント...

オリンパスのさらなる高画質ですが
メーカーはどう考えているのかです。
コンパクトは携帯電話に変わりつつ、デジカメも殆ど普及しつくし、この不況で今後何をすべきかをメーカーは考えて向かって欲しいです。
キャノン・ニコンが目指す物を変えるなら
規模を今の半分に縮小しないと駄目でしょう。
オリンパスの画質は天まで来ていると思います。
今後はやはり、操作性を他社に真似できない開発をしてほしいですね。
それと単焦点のラインナップの充実でプロや業務用途に認められるように。
2・3年後にはキャノンだ、ニコンだとは
言わなくなるかも知れません。
どこも力が無くなり分散化するのでは?
これは写真店が2・3年後には3分の1になると言われてるので次世代の写真ショップにより画像を楽しむのに変換されるからです。
今はカメラを持つ優越感や満足感が強いですが将来は画像を楽しみ、自分だけのデータを持つ優越感や満足感に変わる可能性があると見ます。

昨年、メーカー社員向けに評論的な講義をしましたがこうなると実感しているようでした。

オリンパスは長期に渡り少しづつ銀塩を超える進化、フルサイズ化でアナログ中判を超える高画質化を実現できるのではないでしょうか?

そう願います。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

今回E-30のモノクロサンプルを見たときに
「ガッツーーーーン」とくる迫力がありました。あのノイズが素晴らしいですね。空間の間を埋める役割をしていて、表現に大きく貢献していますね。

写真の楽しみ方には

1.そのものズバリを撮る楽しみ方
2.加工して楽しむ。
と大きく分けると2つに分けられると思います。

ほとんどが1の楽しみ方で過ごされていると思いますね。

(加工して自己表現の拡大を図りたいと願う人にはE-30は面白いと思います。)

私は、1の楽しみ方にさらに、肉眼で見えるだけではなく、被写体の存在そのもの意義や、その時の内在する精神的なものまで味わいたいと願っています。

それには画像の純度が大事であると思っています。レンズ・ボディの性能の未熟があると、それは邪魔をして、私が願っている結果に寄与してくれないと思います。

キャノンの画像を見ていると綺麗だなと思う反面、加工されてフィルターを通して見る美で、どうも心底感動出来ないのですね。
これは養殖された魚の味と、天然の魚の味の違いのようなものかもしれません。

これはニコンも同じでもったいないなあと
感じています。

オリンパスには唯我独尊で行ってもらい、他社が加工美を見せるなら、オリは純粋美を追求してもらいたいですね。

くま日和 さんのコメント...

こんばんは。熱い会話ですね^^
確かにデジカメになって写真を撮る行為の敷居は低くなりましたね。だって私が写真にハマってる(爆)

キャノンの5Dllの黒点問題は近々ファームで解決するらしいです。やはりソフトでの処理ですね。この短期間で解決するならそれしか手は無いのでしょうね。。。

面白いのが最もデジタルに特化しているオリンパスが最も銀塩に近い描写って事ですね。^^
でもデジタルって突き詰めたら多分「生物」に行き着く様な。。。

ブライアン さんのコメント...

くま日和さん
黒点はファームアップで解消ですか。
ソフトで処理ならどんな事でもできちゃいますので得意な所でしょう。

デジタル一眼になってからレンズメーカーの業績も上がり、低価格のWズームセットのレンズも全てレンズメーカーのOEMで、ウハウハですね。
アナログ時代は、レンズメーカーは2流品でしたがなぜ?今は何の抵抗も無くレンズメーカーのを高評価できるのか?
過大な広告の影響。
不景気で低価格商品だから?
キャノンやニコンがボディでは独占していて絵作りの処理でレンズ性能は関係ない?

>面白いのが最もデジタルに特化しているオ>リンパスが最も銀塩に近い描写って事です>ね。^^
>でもデジタルって突き詰めたら多分「生
>物」に行き着く様な。。。

本当その通りかも?

LEICA DAISUKI さんのコメント...

おはようございます。
くま日和さん、オヤジ達は熱いのです。
世間の評価など何のその。
自ら信じる道を歩んでいるのです。

「信念は曲げない!!」という生き方をしているのです。

というと格好いいかもしれませんが、拘りの偏屈親父と言われてしまう可能性もありますね。(笑)

写真を撮影するということは、記録に残すということでもあり、それは感動を残し伝えたいということでしょうね。

感動には大中小とあるかもしれませんが、
感動するということは大事なことであると思います。
心が頑なですと感動も出来ないでしょうね。

素人である私でも撮影していると感動することがあります。自己満足の世界でもあると思いますが、でも感動するのです。

感動には真・善・美が存在していると思います。
しかし、最近は真が偽真になり、善が偽善になり、美が偽美になっているようです。

しかし、私が偽に感じることはひとつの方法論かもしれません。

でもブライアンさんのようにその存在の性能を理解している方からしたら、偽は偽にみえるでしょうね。さらに画像にも理解が深い方です。
私は画像だけしか見ていませんが、そう感じてしまう人間です。
そう感じる人間が正しいのかと思うことは大事であると思いますが、その正・誤についてはブライアンさんが証明してくれているようです。

オリンパスの城である以上、そうなってしまうのも必然かもしれませんが(笑)

ブライアン さんのコメント...

ライカ大好きさん!
熱く語っていただき、偏屈な親父協会に入会させていただきありがとうございます。
「熱き心に!」

自営のような、休日もあるような無いような仕事をしていると見る所も違うのかも?

サラリーマンで決まった週休2日あれば
自分は今の自分では無かったでしょう。
めぐり合う人が違えばまた違っていた。
人生っておもしろいものですね。

今は休みが無い!
来年は休めそうなので人生変わるだろうか?

今は海外移住を夢みてます。

来年1月か2月に関東方面へ行く予定があります。
時間が合えばお会いして熱く語りたいです!
一杯でも飲みながら。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

おはようございます。
自営の場合、人生を自分で切り開く割合が大きいですね。
時間の管理も自己の責任に任されています。
これは金銭には代えられない貴重なものでもあると思います。

そこには創造する自由の割合も大きく、仕事の楽しみ方も自分で選択出来る有難さも存在しています。
が、リスクも大きいですが。(笑)

自分自身で納得できる人生を歩む環境を与えられたことは確かであると思いますね。

来年は楽しみですね。

1月か2月楽しみです。