デジタル一眼レフカメラ オリンパス E-3とE-3のコンビを使って心に残った散歩風景を撮影していたが、DP2も参加することになった。 さらにE-3No2からE-5へ移行。 撮影散歩をしながら、感じたり思いついた社会情勢に関して、独り言をつぶやく自己中心的、自己満足的な写真館。 ここの主の名は「ライカ大好き」である。そして、ライカ大好きであったが一度しかない人生なのでなのLUMIX LX3、E-M5、DP2、SD15、SD1Merrill、K5Ⅱsと16-55mmf2.8★、SONYのα7R、D800E、Dfと放浪していた。今は金魚(D810)と付き合っている。この金魚には病があり先天性夜間撮影時出現白点病だった。が、ニコンの医師たちの懸命な努力で、完治した。と書いたが完治はしていなかった。ISO感度がある程度になると白点病が再発した。現像ソフトによって対処療法は出来るが根治療法には至らなない。 またしても金魚に戻ってしまった。
2015年5月15日金曜日
5月12日 日帰り成功 その7
https://www.flickr.com/photos/132661468@N06/17655086195/in/dateposted-public/
到着時とは、まったく違う表情を見せる宮崎空港。台風一過のお蔭なのか素晴らしい夕陽が、これから搭乗するJAL機を照らしていた。
ともかく台風の情報は全くつかめず、空港のロビーのニュースで四国から紀伊半島手前にいるらしいとのことだけが分かった。
https://www.flickr.com/photos/132661468@N06/17655087555/in/dateposted-public/
さらに、台風だけでなく、関東地方や東京では暴風雨に注意とまできた。これで無事羽田に降りれるのだろうかと考えてしまう。そこで友人に電話して
台風情報を確認してもらったが、どうにも正確な情報が伝わってこなかった。
娘からは帰ってこれるのかとメールが入ってきた。
しかし、日本の神話の舞台に参拝して、日本の神々のご加護もあるだろうと、考えることにした。
https://www.flickr.com/photos/132661468@N06/17655087925/in/dateposted-public/
空港に入る前にいた、この鳥の、のんびりした表情を思い出した。逃げないんですね。これが。妻が脅かしたら流石に逃げたが、何とも可愛い鳥だった。
セキレイの仲間なのだろうが。
https://www.flickr.com/photos/132661468@N06/17655089965/in/dateposted-public/
さて空路羽田に向かうと、離陸時間が20分送らされた。理由は天候によって羽田に降りる機が増えて交通渋滞とかで。
その陰で、この夕方の絶景を味わうことが出来た。
搭乗する前に、搭乗口カウンターに天気図があった。まさに台風は紀伊半島手前にいることになっていた。
空路はその真上を通過する様に畿内のモニターに現れた。
台風を追いかけ追い越すことになるのだろうか?
途中はかなり揺れるかもしれないと覚悟もしたが、この平和で美しい夕方の空模様に何かサインがあるようにも思った。
宮崎空港を出発して順調に飛行していたが30分から40分するとベルト着用のサインと機長からのアナウンスがあった。
「これから5分ぐらいすると揺れることが予想されますが、機の安全には問題がありません。」とのこと。
時計を見ていると5分ほどで揺れが始まった。過去に花巻空港に降りた時は凄かった。搭乗したのはYS-11だったが、300mぐらい一気に降下したり
上昇していた。エアポケットに入ってしまったからだ。 登場していた当時の会社の同僚たちは皆青い顔。そして機が上下するたびに「ビクッ!」として
肘かけをつかんだり、何時もは豪胆に振る舞っていた部長は何故か毛布を被っていた。私はそれぞれの人の様子を見ている方が楽しくて面白がっていた。
ジェット機はプロペラ機より遥か高度を飛ぶので、あまり問題はないかもしれないと思ってもいた。
揺れが始まったが、都内でバスに乗っているぐらいの揺れで終わってしまった。実に呆気なかった。
それが終わり着陸20分前ぐらいから機が降下し始めた。いよいよ高度を落とすと揺れが激しくなるかなと思っていたが、そうでも無かった。
しかし、最後の最後で機長が腕を見せる場面が来た。着陸寸前に機がバンクした。翼をみていると機長がカウンターを当てて即座に対処した。その後、ドンと着陸した。飛行機が一番不安定な時に風が悪戯してきた。しかし見事に機長はカバーして機を安全に着陸させてくれた。
この時、飛行機には横滑りが無かったので、何とも突発的な風だったのだろう。
この操縦には拍手したくなってしまった。キャビンアテンダントにはキャプテンな見事な操縦を見せてもらったとお礼を伝えて欲しいと頼んだ。
羽田到着も出発時刻が20分遅れただけで、定刻通り到着した。
帰宅後、気象庁のHPを見ると台風は四国沖で熱帯低気圧に変わってしまっていたようだ。つまり台風は姿を消してしまったということだ。
日本の神々は風雨などで人間を叱ったり清めたりされるようだが、変化させることも自由自在なのだろう。
今回の日帰り参拝旅行は普通にみたら無謀に見えると思う。
その証拠に、座席予約をした時は、ほぼ満席だったが、行も帰りも機内は空いていた。
特に帰りは前後左右すべて空席となっていた。
そこで自由に座って良いと言われて、寛いだ気持ちでもいた。これもご利益というものなのだろう。
7月には土佐に行くことが、この体験から決まってしまった。
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