2013年1月17日木曜日

壺屋総本店

壺屋総本店 by leicadaisuki
壺屋総本店, a photo by leicadaisuki on Flickr.

SD1Merrill&35mmf1.4 文京区は本郷三丁目に位置する「壺屋総本店」。 創業は寛永年間。 今から約380年ほど昔。江戸に住する町民が始めた由緒あるお菓子屋。
壺屋総本店 by leicadaisuki
壺屋総本店, a photo by leicadaisuki on Flickr.

SD1Merrill&35mmf1.4 若大将こと加山雄三氏も愛する最中を、当時の面影を残しながら食せる貴重な最中を売る店である。
壺屋総本店 最中 by leicadaisuki
壺屋総本店 最中, a photo by leicadaisuki on Flickr.

SD1Merrill&35mmf1.4 その昔は西久保八幡にあり、今は神谷町とも呼ばれる地から生まれた。 画像の壺スタイルの最中は最近にものだそうで、原型なるものは以下の如し。
最中 by leicadaisuki
最中, a photo by leicadaisuki on Flickr.

SD1Merrill&35mmf1.4 美味なるこし餡と歯ごたえ軽やかなる皮種よって、食べた者に至福の味わいを与える江戸名物なり。
最中その2 by leicadaisuki
最中その2, a photo by leicadaisuki on Flickr.

SD1Merrill&70mmf2.8MACRO ひとりでも多くの皆々様にも味わって頂きたい銘菓である。 明治神宮で売られている最中と双璧を成すのではないかと思われる程である。 江戸の時代において、京都は中御門家より「壺屋出羽掾」「播磨大掾」の称号を与えられ、「江戸総鹿子名所大全」 「江戸買物独案内」にも記載紹介された名店なり。 時は江戸より明治になり、長きに渡りお世話になった徳川様に忠節を尽くすため、店を閉める大店が続出した中、 かの勝海舟先生より「市民が皆、壺屋の菓子を食べたいと言っているから続けるように」と諭され、店を再開する運びとなり、今日まで、暖簾を継承することに相成ったそうである。 この逸話を店主より伺うことになったが、勝海舟先生も壺屋の菓子を愛された一人であることが容易に理解させられた。 さらに想像豊かにすれば、勝海舟先生が篤姫様にも献上されたのではないかと思われるのである。 江戸や明治の昔を、今に味わえる貴重な体験が可能なる稀有な最中である。 壺屋総本店 東京都文京区本郷3の42の8 電話03-3811-4645 平日 9時から19時 土・祝日9時から17時 定休日 日曜日

4 件のコメント:

amselchen さんのコメント...

三丁目といっても本富士警察の斜向かいで湯島というほうが感覚としては正しい気がします。そこに老舗があるのは知ってますが食したことはありません。なにせ甘いものを苦く感じる方なので(苦笑)
本郷で甘いものといえば三丁目角にあった藤村の一口羊羹が有名(漱石の「猫」に登場)でしたが大江戸線のためか閉店してしまったようです。贈り物に最適だったのにザンネンです凹凸

LEICA DAISUKI さんのコメント...

アムゼルさん
そうですね。湯島といった方が馴染みます。
現代住居表示はで本郷ですね。
実に美味しい最中です。
私は正直いうと最中は苦手だったのです。
しかし、明治神宮とこちらの最中は美味しくいただけますね。
一口羊羹ですか。
それもまた残念です。

SOUDESU さんのコメント...

昨日発売の月刊カメラマンを見たら、今年の新機種予想としてE-7の名前が出てましたね。

E-5より小さくなるだろうとありましたけどそうするとファインダーが見づらくなりますね。一緒に50マクロをリニューアルしてくれたら、また買うかも・・・・

今年の年末に爺様はE-7とシグマフルサイズの両方を持っていると予言しておきます。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

SOUDESUdさん
E-7ですか!
それが出たら買いでしょう。
E-M5より写りが良いということに
なるのでしょうかね?
楽しみです。