レンズ愛用度

昨年の５月に本格的にデジタル一眼レフに移行して１年近くが経過した。
それまではE-300→E410→E-420であった。ボディのトラブルなども考えてE-3をメインにしてE-420をサブにと考え昨年の５月にE-3を導入。それからレンズが増えること。
仕事に使うこともあるので、趣味と仕事兼用ということになるので、仕方ないと諦めて。（笑）


レンズは中古品やらアウトレット品などで調達。新品で購入したのが５０ミリマクロと70-300　14-150。お陰でかなり低予算で揃った。


さて、こうしてレンズが揃ってみると、常用するレンズと、そうでないものが出てきた。
あまり使用しないのが70-300。これは子供の運動会専用である。保護者の席がかなり離れていることも
あり、このレンズは助かる。野外の明るさがあれば実用的には問題ない。


松レンズのような鮮鋭な画像を確実に得られるとは言えないが人間を撮るには問題ないと思う。
導入した当時は大きいかもと思っていたが、松レンズになれると「コンパクト」と感じる。
その軽さにも敬意を表することが出来る。

また、価格も安いので文句は言えないと言いながらも、もう少し綺麗に写らないかなと思ってしまうところも
あるが、この価格では十分過ぎるかもしれない。
マクロとして使用した時は素晴らしい感動があった。それを考えると許されるレンズと思う。



次に使わないのが意外とエルマリート14-50F2.8-3.5。
フォーカスの合わせ方が問題であると思うが、油断をするとどうも納得できないことがある。
また単焦点のズミ25の使用頻度が多いのと14-150の濃い写りが好きなこともあり、少し、暇になっている。
旧14-54と比較した時は、圧倒的に差があり、文句なく、入れ替えてしまったが。
特に室内でのライトの感じや立体感、そして、陰影や人間の生命感などはよく出してくれている。


12-60SWDを一時導入したが、すぐに手放してしまった。これはこのライカに比べても悪くないレンズで
あったが、線の描き方がマッチョな感じでライカの繊細さを感じられなかったのと、なんとなく暗いと
いうことが気になり手放した。

エルマリート14-50F2.8-3.5の方が明るい感じもして、ワープするAF感覚を捨ててしまった。


次に愛用度ナンバー１は
ズミ25とZD150F2.0。この２つのレンズは、私の感性に今のところぴったり。
今日はこちらと分けて考えることが出来ないレンズ達になってしまった。




ズミ25＆E-3


ズミ25は室内や都会でも面白い、軽く、気持ち良く使える。そして結果は素晴らしい！！！！
万能レンズとも言いたいレンズ。多少、近寄れないが、それはライカレンズに慣れている私には問題にならない。むしろ、それでも構わないというところがある。

暗部の描き方も素晴らしいし、階調性もこの価格でこの性能とは思えない。嬉しいレンズである。

かたやZD150は思いもよらない使い方が増えている。
それは花を撮影することであるテレマクロという使い方が増えている。

その透明感、明度、圧縮度、鮮鋭な感じ、質量感など、どれをとっても嬉しいレンズ。重さに慣れるのが少し大変だったが、絶えず持ち歩くレンズになっている。


E-3&ZD150


ズミ25、ZD150共に単焦点であることも嬉しい。ズームレンズにあるような何とも言えない不透明な感じが全くない。これはストレスにならない。
ファインダーを覗いていると空気まで感じられる様で嬉しい。

ズームレンズは便利であるが、このファンダーを覗いた時のストレスの無さは格別。
単焦点レンズで育ってしまった私には嬉しい限りである。