2008年11月12日水曜日

現段階での12-60SWD

購入したばかりの段階での感想を

AF時のサウンドはあまり芳しくないように思うが、それ以外はOK。
撮影してみて、画像は光の取りこぼしが無いような感じがする。直進性の高いレンズだからか。
密度がある。ニコンやキャノンは薄いと感じることがあるがオリは密と感じる。
これなら伸ばしても問題はないと思われる。
パナライカではA4まで伸ばして画像印刷しても問題は感じられない。12-60SWDも印刷して、その違いを確認したい。

ED70-300と比較してみると、やはり、密度の違いが大きいように思う。
密度の違いが色の濃淡を感じさせる。ED70-300の方が薄いと感じる。

密度が出るということはレンズが透過する光つまり情報量が多いということであると思う。
さらにレンズの材質により、光がレンズを透過する時の損失量が違うのであろう。
松レンズは階調豊といわれるが、透過する光の損失量が少ないのであろう。

12-60SWDは竹レンズであるが、それでもこれだけの画像を残せるのであるから、価格からしたら
許せ過ぎてしまう。

レンズ自体の素材の影響は大きいと思う。 ライカMやRレンズでの体験は残念ながらニコンやキャノンでは体験出来ない。

ライカでは密度がありながらも透明感を感じていた。それはレンズの組み合わせというよりは素材そのものが違うということだと思う。

ここが大事であるが、ライカを体験していない人に何を言っても理解して頂けないところがある。
逆にニコンやキャノンを貶していると勘違いされてしまうのである。


良いもは良いと言いたいのであるが、どうも体験しないと解らない領域でもある。

2 件のコメント:

ブライアン さんのコメント...

感想は100%ですね!
うまく表現いただき、「うんうん」うなずけます。

レンズ自体の素材(原材料)も昔のライカと現行のライカと違いますが現在使用できる最高の原材料を使ってます。
オリもデジタル一眼のレンズとしては
他メーカー以上の原材料を使用しているのではないかと感じます。
ライカ・ハッセル・ツァイスで薄っぺらい描写なんてありえないですね。
キャノン・ニコンは処理ソフトや基盤のせいでレンズそのものの性能や性格を発揮してないのが残念です。
レンズを通して写った物を作り変えちゃいけません。

ひょっとしてオリの処理ソフトの性能が悪いからレンズ性能が引き出されてるのか?
これはわかりませんがいずれにせよ、写りが優れているのは間違いないと思います。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

ブライアンさん
ありがとうございます。
文章のおかしなところ直し、さらに加筆しました。

薄っぺらな描写が醤油味という人もいるかもしれませんね。(汗)

でも色が薄いということは情報量の損失を招いていることは確かであると思いますね。