2016年5月30日月曜日

「日本は巨額の赤字を抱えている」は大ウソ!

ライカ大好きは消費税に大反対している。その根拠はこれまで述べて来た。しかし、それでは納得されない人もいるだろう。 ここに私の意見を補強してくれる論を示してくれる方がおられた。 中部大学教授の武田邦彦氏である。ユニークな先生で、死後の世界はあると最近はテレビでも話をされていた。 http://www.mag2.com/p/news/194683/2を見てもらえれば分かるが、記事の抜粋を掲載しておく。 消費税増税に関するニュースが連日報道されていますが、どのマスコミも「日本は借金大国であり、このままでは経済が破綻してしまう」という前提で話を進めています。しかし、メルマガ『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』で武田教授は、「日本の巨額赤字は大ウソ」と断言。その話が作られたキッカケはNHKによる故意の誤報であり、それに追従したマスコミによって作られた幻想だとして、その責任を指摘しています。 「日本は巨額の赤字を抱えている」は大ウソ。誤解が生まれた3つのトリック NHKが大誤報をした後、「どんなに事実が違っても、皆が言うことを報道する」というテレビ・新聞の誤報の結果、日本では「日本国は巨大な赤字を背負っている。このままにしておいたら子供たちに大きなツケを回すことになる。消費税を最終的には20%近くまであげなければならない」という大きな幻想が生まれました。この話は3つのトリックから構成されています。 第一のトリックは、「日本国は巨大な赤字を背負っている」というウソです。「日本国」という場合は「国」ですから、外国との間の貸し借りのことを言いますが、日本は世界でもっとも大きな「黒字国」で、その黒字幅は300兆円にもなります。従って「赤字」ではなく「黒字」の間違いですが、これは「政府の赤字」を「国の赤字」とNHKが故意に間違って表現したことから起こったものです。 巨大赤字で恐怖をあおるマスコミの手口が簡単に暴かれている。 NHKは勉強不足である。誤った世論構成をして、日本を滅ぼしたいのだろうか? 第二のトリックは、「日本政府の赤字」と言い換えてもNHKが報道した「全体で約900兆円。国民一人あたり約800万円の赤字」ではなく、「借金だけを計算すると900兆円ほどになるが、750兆円ほどの資産があるので、差し引き150兆円程度の赤字というのが正しいのです。NHKが計算した数字の中には日銀が持っている270兆円ほどの国債(すぐ換金できる)も入っていないのですから、話になりません。この計算は最近、経済評論家や週刊誌などでも取り上げられるようになりました。 国は国債で集めた金を何に使ったのか?と言う点が全く報道されない。 資産に変わっているのだが、それはこれまで大きく取り上げられてこなかった。 自虐史観で進んできた体質が、経済面でも出てきているということだろう。 政府が赤字であると騒いでいるが、そんなの巨大な赤字ではないことが分かるだろう。赤字赤字と騒いて日本の国力を落とそうとする働きがあるようにしか思えないのである。 こんな嘘に日本人は踊らされてはならないと私は思うのである。 第三のトリックは「消費税を上げると税収が減る」ということです。消費税はバブルの最後のころ、つまり1989年に初めて導入されて0%が3%になりました。当時の消費金額からいって国の税収は4兆円ほど増える予定でしたが、毎年の税収傾向は変わらず、かえって消費税が消費を抑制して2年後にはあのバブル崩壊をもたらして日本経済はどん底に落ちます。 さらに消費税を3%から5%にあげるときには、すでに景気は後退し、税収は1991年の60兆円から54兆円に落ちていましたが、消費税を上げることで約4兆円の税収が得られるはずでした。しかし、現実には消費税アップが原因して税収は49兆円まで下がったのです。 最近ではアベノミクスの関係ですこしは法人税などが上がっているのですが、消費税を取りだした時の国の税収が60兆円、消費税は現在18兆円ですから、他の税収が伸びなくても合計78兆円になっているはずなのに、2015年の税収は54兆円なのです。つまり、「消費税を上げると税収が減る」ということが27年間も続いているのに、まだ「税収を増やす必要があるから消費税を上げる」という理屈が通っているのですが、これこそNHKの誤報の結果とも言えます。 NHKが国民からの受信料で運営していることを考えると、「国の借金、総額約900兆円、消費税を上げてまかなう」とした放送はかなり問題だと思います。その結果、日本社会は「日本がギリシャのように他の国から借金している」、「1000兆円ほどの借金があるので大変だ」、「消費税を10%ぐらいまで上げても足りないかも知れない」という3つの誤解が蔓延したのです。 NHKは税収が減っている事実を何故報道しないのだろう? つまり、これは日本を滅ぼしたい勢力に加担している証明である。こんな報道をし続けるNHKは 欠陥報道を垂れ流し続けていることになる。  タカタのエアバックより酷いものである。 これは日本国に対する侮辱であり日本国民を裏切る報道に対して賠償責任を問う必要あると私は思う。 生産物賠償に当たるのではないかと思うぐらいだ。長年のNHKの反日姿勢には憤りを感じてきたが、そんなNHKは何時まで存在して良いのだろうと思う。 一人の国民としてNHKに対して損害賠償を求めたい。 それは日本国の評価を誤って伝え、日本人の誇を失わせるような報道に対して精神的苦痛を与え、さらに物理的苦痛を与えたことだ。 さらに未来を暗くしていることに対しても。 さらに消費税率を上げれば税収が上がるような間違った印象を与えている全ての人に対してもだ。 このような人たちがいるので、商売に携わって困難を迎えている企業や個人も多いと思う。 まずは、そのような人たちに詫びろ!と言いたい。 さらに麻生さんも安倍さんに公約違反的なことを言っているらしい。 しかし、世界情勢や経済情勢は変化するものである。変化に対応しようとしている安倍首相に反旗を翻すような麻生さんの行動は「反日的?」とも言えるかもしれない。 財務省にいながら、真実を公表しない問題は、あなたの問題でもあるということを知ってもらいたいものだ。 さらに先に書いた一橋大学の斎藤氏もそうだ。 国立大学の教授でありなが日本を衰退させることに片棒を担いでいるのだから。 消費することに税を果たすことは 愚の骨頂である。 車でいえばブレーキペダルを踏みながら高速で走ろうとする車の運転のようなものである。 消費することで経済に動きが出るのだから。その消費を妨げる消費税など、少なくとも日本からはその存在を消し去ることだ! 延期だけでは経済回復を導くのは弱い。 消費税廃止法案を提出するぐらい気骨のある政党や政治家はいないのだろうか? マスコミが消費税の悪影響の実態を報道しないことにも疑問がある。 今後も、このような日本国の未来を暗くし汚すような報道をする存在は、これからは日本国では生き延びることは出来ない時代に入ったと私は考えているものである。 それは次に述べたいと思う。

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