2008年10月31日金曜日

刃文

日本刀は斬れるとはいえ、古い時代のいくさ場での主役は弓と槍。最後に身を守るのが刀であったようだ。 日本刀での戦うと1メートルぐらいの距離での戦いとなる。近接戦であるから危険も多い。
まずは弓を射かけて、槍で叩いたり、刺したりがメイン。
鉄砲が伝来してから、鉄砲や弓がまずいくさ場の主役であったようである。
日本刀は扱いを覚えるまで大変。手入れから抜き差し、それから斬れるための刃筋を覚える訓練。
刃筋が狂えば、斬れない。昔、100人斬りをした等と誇大な話が新聞に掲載されたようだが、
それは作り話ということが、刀を扱うようになるとよく分かる。折れず曲がらずというが、刃はこぼれるし、曲がることもある。 よほどの名刀と条件が良くなければ、簡単に斬れなくなる。
時代劇のようには行かない。

刃文を撮影してみた、光が強いと反射してしまい難しい被写体。居合で使用しているので、擦れている。デリケートなお肌ともいえる。 



2008年10月30日木曜日

鍔の縁にもこのような細工を施している。 マクロ撮影しても、それに耐えられる仕事をしている。

凄いものである。

日本の工芸


居合に使っている愛刀のはばきと鍔を撮影してみた。 日本には古来より、このような金工細工にすぐれている文化があって、それが今も継続している。
日本の歴史は刀との歴史といっても過言ではない。
「切羽つまる」「目貫通り」「鎬を削る」「鍔競り合い」などの日本刀から生まれた言葉も沢山ある。

直刀の時代から湾刀へ変化して日本刀の歴史は連綿と続いている。


2008年10月28日火曜日

マイ・フェバレイト・チェア2



デジタルカメラでも、このチェアの美しい曲線が表現できるようになったようだ。画素数が少ない時代には粗く見えたものだが。ハードメープルをふんだんに使用している。背もたれ部分のアールは削り出し。この素材は硬いので、下手に削ると割れてしまうものである。
また足の部分も見事なカーブを描いている。 硬質な素材とは思えない優しいラインを描くには、高度な技術が必要である。

見事なものである。 E-3のファインダーから見ても美しい。 ライブビューで10倍に拡大してみても
美しい。丁寧な仕上げにはただ感動するばかり。

 


マイ・フェバレイト・チェア



こだわりを持って生きると、いろいろなことが気になってしまう。カメラがまずそう。
ライカM3から始まった私のカメラとの付き合いは、結局、ライカの世界とそれに同じか準じるか世界でなければ満足できない体質になってしまった。

世界に冠たるニコンやキャノンという大メーカーが日本に存在するが、それらの製品では、まったく満足出来ないのである。ニコンファンやキャノンファンには申し訳ないが、ライカの世界を知ってしまうと、その純度において物足りない、色表現において物足りないとなってしまうのである。
メカニックとしては凄いボディを作るニコンであると思う。しかし、そのレンズには満足出来ない。

そして、刀の世界は、これもまた際限がない。幸い、鑑賞派ではないので、世間相場の高額な刀には
興味がない。そのようなものは博物館で国宝級の刀を鑑賞すれば満足できる。

さて、車の椅子ではかなり悩んで、レカロやフルバケットシートを乗せていた。今は、そこまでこだわらない。
しかし、椅子には悩んでいた。 しかし、椅子を探せど納得できるものはほとんどなかった。

海外製品は靴を履いた生活に合わせているので、日本の生活では合わない。 
しかし、やっと見つけたのである。 価格はオリのレンズ9-18が買えるぐらいの値段である。

毎日使うものであるから体に合うものが欲しかったので、大変うれしいことになった。

レンズのお金は飛んでいったことは言うまでもない。(涙)

2008年10月21日火曜日

秋のバラ4

E-420&パナライカ14-50。 仕事が増えて出かけられない。 写真撮影は創造的行為でもあり、ストレス発散にも良いものと思う。
居合も行っているが、それも体力維持には素晴らしい。 しかし、撮影に出かけたいと、写真を編集するたびに思う、今日のこの頃です。

2008年10月17日金曜日

秋のバラ3


これはE-3とED70-300。 ローキーで編集してみた。これも小さなバラの花であるが何とも美しい気品を漂わせている。
バラは下手な女性を撮影するより、はるかに楽しい。光が花の内側に差し込んで、花びらの色が
浮き上がってきた。

秋のバラ2


E-420とパナライカ14-50F2.8-3.5 マクロモードで撮影。これもバラです。
葉の輝きが空気が如何に澄んでいるかを教えてくれる。 E-420も小ぶりなカメラだけど、画角は
決めやすい。何しろファインダーが小さいので悩むことない。
決めたら「ハイ、シャッター」で終わり。
楽しいカメラであると思う。

2008年10月16日木曜日

秋のバラ

これはバラ。花を知らない人にはバラのイメージも湧かないと思う。私も最近バラにはまっているので
知っているだけである。 梅の花が大きくなったようにも感じる。
何しろ梅も桜もバラ科なのであるから当然かもしれない。 空気と天候が良いとED70-300でもすごい世界を見せてくれる。
逆に言うと性能があるのレンズなのだろう。空気中の湿度の影響を正確に描写するということ。
これまでの撮影では感じられない、色の冴えがあるように思っている。

しかし、ブライアンさんがG1を予約されたとは!!
レンズが欲しい私なのであるが、G1にも興味がある。
ブライアンさんの御感想が楽しみ!

2008年10月15日水曜日

軽井沢4

このような風景の中にも、自然からの癒しを感じる。 都会の住宅も何年かすれば減価償却で価値がなくなる。 これも相続税という悪法がいまだに健在であるからであろうか。 固定資産税を払い続け、
最後は相続税を取られる。 搾取され続けているように思うのは私だけであろうか。
累進課税も問題である。 努力して稼いだ人から、お金を取るのは当たり前という考えは賛成出来ない。「お金が沢山あるから払ってね。私はないから払わないの」という論法であろうか。
人一倍努力したから稼げるのである。 それを認めずに高額な所得税を課したら、働く意欲も減るし、ストレスもある。 日本人が心情的に豊かになれない理由が、この税金たちの存在であると私は確信している。 お金持ちは悪と考える思想も反吐が出る。 お金があると悪いことをすると決めつけている人がいるから性質が悪い。 これは教育の問題に絡む。幼少時より、心の教育をしっかりしていれば済むことであろう。 お金のない人が善という考え方も納得できない。 お金がないから、お金のある人におんぶに抱っこでは、怠け者とおなじではないか。
悪平等という思想があるが、これこそ日本を貧しくする思想であろう。

軽井沢3

ガーデン内にある渓流。 気持ちが良い場所でもあった。 都会に憧れる人が多いが、本当の贅沢を知らないのではと思う。 都会のビルは 鉄、セメント、ガラス、その他の材料で出来ている。
しかし、それらは人の体を癒せるものではない。 空気も悪い、騒音も大きい。人間にとってはストレスな世界である。 交通網の充実と高速道路が無料化していけば、無理に狭い都会に住む必要もなくなるのではと思う。 近所で売り出されている建売住宅は8000万円以上が多い。しかし、建築工事を最初か見ていると、家そのものはせいぜい1500万円もすれば良いレベルもの。土地代が高いだけ。
猫の額のような土地に執着する人がいるが、それだけのお金を出せるなら、高級な車で通勤しても
良いのではと思ってしまう。

軽井沢2

ゆっくり歩いて1時間ほど散策をした。ナチュラルガーデンファンの妻は大感動。私はガーデン雑誌のカメラマンになった気分。
よく出来ていると感心した。

軽井沢

軽井沢のレークニュータウンに出来たガーデンを散策。 あのセンスのない人工湖が、生まれ変わった。 プリンス商法はこれまでひどいものであったと私は思っていた。しかし、これは別物になったと
思う。経営母体が変わったのか?と思うほどである。

2008年10月14日火曜日

コスモス2

何時もより、調整を強くしてみた。 ニコンD700に触れてみた。
ハッキリ言って、大きい、重い。鈍臭いというのが私の感想。 どうにも賢くなさそうに見えてしまう。
まだ兄弟機のD300の方が好感が持てる。
E-3は大変賢いカメラということが良く解った。

2008年10月13日月曜日

ZD ED70-300


ED70-300でフル望遠。 手軽で安価。E-3の手持ち。35ミリ換算で600ミリの世界。
シャッタースピードは400分の1。 フィルムカメラの感覚なら600分の1でないと手ぶれが起きたのでは
という世界。
大変、有り難い技術の進歩である。

2008年10月12日日曜日

コスモス

コスモスの季節が来てしまった。E-420とパナライカ。
そろそろパナライカ14-150かZD50-200が欲しいと思うが、まだまだ我慢か。

ED70-300

色が薄いレンズかなと思っていたが、意外としっかり出る。今回の収穫はこのレンズ。
諦めようかなと思っていたが、気候条件によってはかなり素晴らしい。

もっと使いこなさないと。

風景

E-420とパナライカ14-50F2.8-3.5
どうもレタッチが悪いと薄くなるよう
当日は曇りなのでこんなものかなと思うところもあるが、縮小していることも関係あるのかもしれないが

白鳥


白鳥が羽根の裏を手入れしていた。首の曲がり方が凄い!直角に曲がっている。まるで腕のよう。
こんな姿を見たのは初めて。
最近は初めてのことが多い。(笑)

2008年10月9日木曜日

猿その2

お騒がせな猿の話は、今日のNHKのニュースウオッチ9で放送されると連絡が入った。

どんなことになるやら????

2008年10月7日火曜日

私は都会に住んでいる。人生のこれまでで、私の家の前に猿はいなかった。
しかし、現実には猿がいた。 渋谷で騒がれた猿かもしれない。
それにしても豊かに肥えている。 

ブライアンさん、オリンパスのお陰で決定的瞬間を撮影してしまいました。(汗)
あっては為らない光景であると思いますが・・・・・・・。

2008年10月5日日曜日

看板

最近、気がついたことが。それは看板。私はどうも看板に興味があるようだ。
それぞれに創意工夫されているところに魅かれるようである。

E-3で撮影する看板シリーズも良いかもと考えている。
これはLFで撮影。レンズはライカRマクロ100ミリF2.8
看板に看板が反射して写りこんでいる。

久し振りにE-420とZD70-300。
こういうときは威力を発揮する。手軽なE-420だけどそれなりの結果をもたらす。

くま日和さんとお会いしていたとき、D700をぶら下げた人がいた。カメラの下げかたからしたら 素人さんとわかる。 また、レストラン内でもフラッシュを焚いていたので、尚更。

不自然なニコンと結論が出た。そして、キャノンも。どうも人工添加物が多いような両社である。
自然なのがオリンパスと意見の一致をみた。

ニコン、キャノンファンからしたら、「何でオリンパスなの?」と思われるとも思う。

オリンパスを使う人は、何かひとつ抜けているものがあり、それは感性が鋭い言っても良いかもしれない。