2009年6月2日火曜日

E-30の大欠点


E-3&14-35


E-30も導入して数か月が経た。ここに来て以前から気になっていたE-30の欠点が、大欠点である体験をさせられた。

昨日も横須賀へ行くことになったので、再度、戦艦「三笠」へ参拝した。


E-30&25

「参拝?」と思われる方もおられるであろう。
しかし、私はあえて「参拝」と言わせて頂く。現代の日本人の多くは戦艦「三笠」など注目もしていない。

この戦艦「三笠」が象徴するものは何かと言えば「自由と独立」である。
もし、明治38年5月27日の日本海海戦で日本海軍が負けてしまったら、日本は世界はどのような姿になっていただろう。
間違いなく、ロシアの属国になっていたか、植民地である。

当時のことは歴史の教科書の上で学ぶだけのことになってしまったが、当時は日本国の存亡を賭けたことであった。

そして、カメラも今頃はロシア製となっていたかもしれない。

現代人の一人でも多くの方に、横須賀にある戦艦「三笠」へ参拝して頂きたいと願うものである。
そこで日本を守るために戦ってくれた人々の魂と触れ合うことで、今の時代に生きている有難さと、これからの時代を如何に見据えて生きるかを学ぶ機会としてもらいたい。
「自由と独立」を獲得することは大変なことであったのだ。


さて、E-30の大欠点は、この三笠の艦内で露呈したのであった。

その大欠点とは・・・・・・・・・・・

シャッター音である。下品な音が静かな艦内に響いたのである。


E-30&25

厳粛な気持ちで撮影をさせてもらっていたが、その雰囲気を壊すような音であった。(汗)
「バシャ!!!」という音であるが、高周波側に響く音であり不快!!!

妻も驚いて左へ飛んでしまった。(笑)

直ぐにE-3に取り替えて撮影をしてみると、さすがE-3である。その場の雰囲気を壊すことはない。

流石に大人のボディである。やはりフラッグシップだけのことはある。

E-30のこの音をなんとかオリンパスも改善してもらいたいものだ。
オリンパスさんよろしくお願いします!



E-3&14-35

10 件のコメント:

ブライアン さんのコメント...

ライカ大好きさん

大欠点て書かれてたのでビックリでした。

E-30のシャッター音はいただけませんね。
E-520の方が遥かに品がいいです。
オリもここだけは失敗でしたね。

シャッターフィーリングて大事なのに。。。

これだけはファームアップでは直らないでしょう。

E-30ドナドナして520はいかがですか?

Kiyo さんのコメント...

ライカ大好きさん、
ブライアンさん、
あれっ。
シャッターの件は、ご存知かと思っていました。
シャッターユニットは、メカニズム的には、E-3と同じもの(耐久性の保証の違い)ですが、音が違います

それは、マグネシウムボディと、防塵・防滴による密閉構造が招いている違いということで、目に見えない差別化です。

ワザとやっているのではなくて、また、改善は、金属ボディと密閉構造しかないので、不可能です。

次期E-30は、真っ向から、K7に対抗して、コンパクトな金属ボディに防塵防滴を施して欲しいと思います。

変に味付けると、キヤノンのEOS-40D/50D/5D Mark IIのようなパッコンといった音になっちゃいますね。

少し、シーリングを入れて、音を静かにして欲しいかなと思いますね。

ブライアン さんのコメント...

本当のE-3と同じなのかな?
何か違うような?

E-3でも2台共若干違います。
同機種でも音のバラツキがあるのかな?

今は30と520並べて証明撮ってますので
気になります。
フラッシュのパコって音で520はシャッター音消されますがE-30は安っぽい音が響きます。

シャッター音はペンタistDがお気に入りでした。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

ブライアンさん
そうですね。購入した段階でも「?」と思っていましたが・・・。

E-520の方がいいですね。
ボディが小さいこともあり、ボディ内部での共鳴が少ないようです。
E-30はボディ内部での共鳴を感じます。

Kiyoさん
この差別化は頂けませんよ。(笑)
オリンパスなのですから品格を大事にしてもらいたいですね。
キャノンの音は問題外ですね。
あれは。


今日、14-35を修理に出すためにオリンパスプラザへ行きました。

そこで、オリンパスの方に、「このE-30のシャッター音何とかなりませんか?」と
お願いしておきました。

オリンパスの方は良い方が多いので、現状のなかで中に改善をしてくれると期待しています。

くま日和 さんのコメント...

先日知り合いのライブでE-3とE-620を持参してカメラマンしてきました。
E-3のシャッター音はもちろんその場の雰囲気を壊す様な無粋なものではありませんでしたが、以外な事にE-620のちょっとピッチの高い「キシュィーン」と言うシャッター音が以外とライブ会場では耳障りな程響かなかった事です。気を使って最初は使うの躊躇していたのですが、ミキシングをやっていたギタリストの人にもリハーサルの時に確認したら「大丈夫じゃないですか?」と言われたのでE-3のあいまあいまで使ったのですが、確かに「気にならないのかも?」って感じでした。
尤も静寂の中で使ったらそれなりに響くんでしょうけど、、、^^;

LEICA DAISUKI さんのコメント...

くま日和さん
音にも色気や品格があります。
「バシャン」という音は下品ですね。(笑)
E-30ですが金属が多い部屋では、金属と共鳴を起こして、より一層下品になります。

びっくりするほど下品でした。(汗)
撮影する側の集中力を無くすだけでなく、周囲に対しても耳障りでしょうね。

E-30の大きさも私は好きです。E-3の大きさも好きです。
それはそれぞれにバランスが取れているからです。

しかし、E-30のシャッター音は頂けませんね。
これは絶対に改善したもらいたいですね。
E-3があれだけ素晴らしいのです。
出来ないオリンパスではないですよ。

中級機だからこんなものは「許せません!」(笑)
遠くからみたらE-3もE-30も同じです。
カメラを知らない人でした、どちらも同じ様に見えてしまいます。

購入していない人にも愛されるボディになって欲しいですね。

Kiyo さんのコメント...

ブライアンさん、
仰るとおりですね。
ほぼ同等のシャッターユニットということであって、耐久性も落ちるので、同一ではないわけです。
パーツ単位では、異なっている気がしますね。

ライカ大好きさん、
逆に、E-30が、密閉構造でないところで、静穏なシャッター音や、
響きのいいシャッター音を出すためには、
E-3よりも、いいパーツにしなければいけない気がします。
チタンの切り出しとか、高張力鋼を使うとか、何かしらの手段はあると思います。
あるいは、組み立て精度を上げるなり、フォーカルプレーンの板面を鏡面加工するとか、
何か、加工手段でも、ある気がします。
ミラーアップ・ダウンの防振材も、見直すことで、変わる気がします。

E-30をどこでも気軽に使える中級機として、シャッター音や、静穏性にも気を使って欲しいですね。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

Kiyoさん
そうですね。どこでも安心して使えるボディにして頂きたいですね。
あの音は頂けません。(笑)

金属の薄い音の複合体の様な頂けないサウンドです。

E-3のようなまろやかで品のあるサウンドに近づけてもらいたいものです。

オリンパスさんお願いしますよ!!

Kiyo さんのコメント...

ライカ大好きさん、
E-30のいい点について書いてあるblogを見つけました。
ご本人は、E-3ユーザのようですが。
「E-30のいいところ」
http://arata.tv/camera/2009/03/e-30-4.html

ISO200以上で、カラーカーブが素晴らしく改善されていて、ハイライトが粘る理由が説明されています。

E-3は、直線状になるので、白トビの余裕がない状態のようです。

LEICA DAISUKI さんのコメント...

Kiyoさん
情報ありがとうございます。
潔いE-3、ハイライト粘りのE-30ですね。
ただ私は基本的にISO100派なのです。
以前、ISO200が常用出来るかなと思ってE-30のISO設定を200で撮影したのですが、どうもうるさく感じてしまい、私には合わないと現時点では感じております。

ISO100にするとざわつきがなくなりホッとしました。

自分のスタイルで行くとピーカンでの撮影葉少ないのでハイライトはあまり気にしておりません。
先日も所沢の西武ドームですが見事に飛んでいました。(笑)
でも肉眼で見ても眩しくて何がある変わらない状況でしたので、それで良いかなと思っています。あれで見えたら私の目はハイライトの粘りが超人的なのでしょうね。(笑)