2017年4月11日火曜日

松山英樹君 唾を吐くな!

今年もマスターズが終わった。昨年は悲劇的な結末になったJ・スピースが話題になった。さらにトム・ワトソンがマスターズを引退することになった。 今年は少し寂しいスタートだった。 毎年恒例のマスターズの始球式に相当する「名誉スターター」には、アーノルド・パーマーがいない。昨年の9月に87歳で亡くなったからだ。 パーマーと供にビッグスリーと言われた「ジャック・ニクラウス」や「ゲーリー・プレーヤー」も涙を浮かべていた。 時代の流れを痛切に感じるマスターズにもなった。 とはいえ今年のマスターズは妻も観戦するほどに面白かった。73回もメジャー(内マスターズは18度)に挑戦して勝てないでいたセルヒオ・ガルシア が優勝した。 ゴルフに興味のない人にはつまらない話かもしれないが、今日はどうしても気になったことがあったので投稿することにした。 そんなマスターズに日本人選手が3人登場したが、残念なことに予選を通過したのは一人だけ。松山英樹である。日本のゴルフ界の大きな期待を背負わされているようなところもあり大変なことであると思う。 そんな松山英樹は世界ランク4位と立派な成績を残している。が、今回のマスターズでは残念なことが沢山あった、スコアメイクで言えばイーグルチャンスを何度も逃していてた。インタビューではパッティングに問題があると本人は言っていた。 が、観戦している側では、それよりももっと大切なことがあるように感じた。 それはマナーである。 マスターズが開催されるオーガスタ。ナショナル・ゴルフクラブは1934年、球聖と言われるボビー・ジョーンズとゴルフコース設計家アリスター・マッケンジーの設計によってオープンした。 他の3大メジャー大会「全英オープン」「全米オープン」「全米プロゴルフ選手権」とならび大変尊い大会とされている。 他のメジャー大会は毎年コースを変更するがマスターズだけは、このオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで毎回開催される。 ゴルフの聖地のような場である。 ゴルフというスポーツは紳士のスポーツとされていて服装などにも礼節を保つように規制がある。 有名なゴルフ場のメンバーになるには、それなりの基準があり、単に入会金を払えば良いというものでないのである。さらに入会時には マナーなのどの審査もあるようで、メンバーたちが気持ちよくプレーが出来るようにと考えられいる思う。 さて、この聖地で開催される大会をマスターズと呼んでいるが、それはゴルフの技術だけを言っているとは私には思えないのである。 プレーする選手は技術もマナーもマスターでなければならないと思う。 しかし、今回、日本人の代表にもなってくれた松山英樹選手は、6番でティーショットを終えグリーンに移動の合間に、移動ルートで唾をコースに吐いているところがTVに写し出されていた。 これを見て、「松山は勝てない」と思ったが、その通りになった。チャンスをことごとく蹴られたようになった。 コースに嫌われているような印象を持った。 相撲でいれば国技館の土俵に唾を吐いているようなものであろう。柔道で言えば試合の場の畳に唾を吐くようなものだろう。 聖なる地に対して礼を失しては日本人としての意味を成さないように思うからだ。 技術だけでなく、同時に心の面においても磨きをかけて真のマスターズに相応しいマスターになってもらいたいと思うのである。 松山英樹君、いかなるコースにおいてもコースに対して日本人としての礼節を持って接してくれるようにお願いしたい。

2 件のコメント:

ばあば&じいじ さんのコメント...

現場は見てませんが、まったく同感です

そういうのを見ると、好きだった人も嫌いになってしまいますが、まだまだ幼稚であるということでしょうから、あれこれしっかり学んでほしいものです

LEICA DAISUKI さんのコメント...

ばあば&じいじ さん
どうもです。技術面だけを追い込んでも真の勝者とは言えないと思うのですよね。
ゴルフの基本的な精神を疎かにしないで欲しいものです。
そして、人格的にも優れた勝者になってもらいたいと思う次第です。
あそこでテレビに映されてしまったのもゴルフの神様から啓示であると思うのです。
技術的に努力をしていることは認めて下さっていると思います。その前に日本人であるということを
誇れるような人になって勝てということであると思います。
アメリカのゴルフ界に受け入れてもらっているのですし、そこで非礼はあってはならないと思います。