2014年2月16日日曜日

ホッと一息

ホッと一息 by leicadaisuki
ホッと一息, a photo by leicadaisuki on Flickr.

Df&Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF.2 f1.4で撮影した。夜の撮影では雪もあってボケ具合が判然としなかった。 やはりボケますね。 ニコンのf1.4とも似ているところもあるが、こちらの方が大ボケな感じですね。 カメラの世界ではと言って良いのか知らないが、先の大戦の敗戦国が活躍しています。 時代はそうして敗戦国にも蘇るチャンスを与えてくれるということでしょう。 それに引き換え戦勝国であった列強諸国の英国・フランス・オランダは植民地を失って国家としての 勢いが落ちてしまった。ドイツに勝利したソ連は、この国家体制そのものが消滅した。 中国はというと、国家分裂。そして、中共は未だに先の戦争時代の様相である。かたや蒋介石をトップとした中華民国は台湾となり、経済的にも豊かになった。 アメリカは世界警察になったが、最近は落ち目になっている。 蒋介石が、8月15日に行なった終戦演説で対日抗戦に勝利したことを宣言した一方で次のように国民に訴えた。蒋介石は「わが中国の同胞は、『旧悪を念わず』と『人に善を為す』ということがわが民族伝統の高く貴い徳性であることを知らなければなりません。われわれは一貫して、日本人民を敵とせず、ただ日本の横暴非道な武力をもちいる軍閥のみを敵と考えると明言してきました。今日、敵軍はわれわれ同盟国が共同してうち倒しました。彼らが投降の条項をすべて忠実に実行するように、われわれが厳格に督励することは言うまでもありません。但し、われわれは報復してはならず、まして無辜の人民に汚辱を加えてはなりません。彼らが自らの誤りと罪悪から抜け出すことができるように、彼らがナチス的軍閥によって愚弄され、駆り立てられたことに、われわれは、慈愛をもって接するのみであります。もし、かっての敵が行なった暴行に対して暴行をもって答え、これまでの彼らの優越感に対して奴隷的屈辱をもって答えるなら、仇討ちは、仇討ちを呼び、永遠に終ることはありません。これはわれわれの仁義の戦いの目的とするところでは、けっしてありません。これはわれわれ軍民同胞一人一人が、今日にあってとくに留意すべきことであります。」と語っている。 さらに詳しく言えば切りがないが、簡単に言えば、日本国で学んだ蒋介石には日本の文化と智慧が流れていた。 日本の国体を破壊しようとした国家は反作用を受けているということだ。さらに植民地支配を行っていた国家にもである。 これは地球における問題を象徴していると思う。 オリンピックを通じて、世界中の国々が、地球における生き方をもう一度考え直すことが要求されているように思う。 オリンピックというものは、そのようにホッと一息を人類に与える存在なのかもしれない。

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